脇差:粟田口一竿子忠綱彫同作

ご注文番号:21418
脇差:白鞘入り、拵えつき(特別保存刀剣)

銘: 粟田口一竿子忠綱彫同作
宝永六年二月吉

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 粟田口一竿子忠綱彫同作 としては最上作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着二重
刃長:46.4センチ
反り:1.7センチ
目釘穴:1個
元幅:3.1センチ
先幅:2.35センチ
重ね:0.6センチ
刀身重量: 440グラム
時代:江戸時代宝永10年の頃1710年
体配:身幅が広く重ね厚く反りが深くつき鋒が伸びる。
表には濃密な玉追い龍を彫り裏には棒樋と添樋及び爪を彫る。
軽い生刃を残す。
地鉄:小板目肌実に良く詰んで地沸がつく。
刃紋:匂口の深い直刃、その先のたれに互の目を焼き
刃中、砂流、金筋が働き帽子小丸に匂口深く焼き下げる。

特徴:粟田口一竿子忠綱は大阪の刀工で初代は延宝4年になくなった後に家督を相続する。
浅井万太夫と称し初めは忠国。号は一竿子または合勝軒と称し、刀剣彫りの名手でありました。
大阪常盤町に居住し80歳になる亨保(1716-1735年)中期まで活躍する。

葵美術より一言:2代粟田口一竿子忠綱の作は沸出来の足長丁子に砂流が入る作品や直刃焼き出し大互の目乱れ、濤乱刃、匂口の深い直刃などの出来が多い。
地鉄も大阪地鉄の最も綺麗な部類です。忠綱をここまで有名にしたのは刀剣の彫刻にあります。
剣巻龍、本作の様に玉追い龍、梅龍などを得意とする。彫刻をした時は必ず彫同作と切り添える。
本作は詰んだ素晴らしい地鉄に匂口の深い波の波動を思わせる図柄を明るく冴えた刃紋で表し、見事な彫りは素晴らしく鱗の深い彫り口、爪の鋭さ、目の鋭さなど一竿子忠綱の特徴を遺憾無く発揮した名品で生刃を残し茎の鑢目も判然として大切に保存され続けてきたと考えられる作品で是非お勧めしたい作品です。

時代背景:江戸時代になると室町時代の戦乱はなくなり世の中も落ち着き町人文化となりました。
日本刀の需要は急落し寬文頃には侍達が購入する様な作品を制作する様になったのです
より切れ味の良い作品、裁断銘のある作品、刃紋が華やかな濤乱刃、地鉄の綺麗な肥前刀
柾目肌、さらに刀身に彫刻を施したもの一綺麗な美しい日本刀が競い合われた時代背景があったのです。
おそらく平和な時代となり日本刀を見せ合う鑑定会の様なものがあったのかもしれません。
何れにせよ日本刀の最も華やかな時代となったのです。
数多くの刀工達がその舞台から降りていくのもその時代であったのです。
この美しい粟田口一竿子忠綱彫同作を是非お勧めいたします。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形

価格: 4,000,000円(消費税、送料共)

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