脇差:加藤長運斎綱俊 天保六年二月日

ご注文番号:AS16639

脇差:白鞘入り、拵え付き 

銘:加藤長運斎綱俊 天保六年二月日
新々刀:上作:武蔵
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は長運斎綱俊としては上々作にランクされる作品です。

上研磨済み
はばき:銀一重
刃長:47.6センチ
反り:1.3センチ
目釘穴:1個
元幅:2.75センチ
先幅:2.0センチ
重ね:0.63センチ
時代:江戸時代 天保の頃
体配:身幅、重ねしっかりと反りが深く付き切先が延びた綺麗な体配をした作品
地鉄:小板目肌よく練れて地錵が付き綺麗な肌合いとなる。
刃紋:小錵出来,匂出来風となり丁字乱れに足が長く入り匂口柔らかく足、葉が働く
特徴:本作は初代長運斎綱俊による刀。綱俊は和泉守國秀の三男で、山形藩工で濤瀾刃の名手であった加藤綱英の弟。寛政十年(1798)生まれ。本国出羽、米沢藩上杉家の抱工という。加藤八郎と称し、是俊とも銘した。水心子正秀に学び、長運斎と号す。江戸に移住しさらに大阪に上がり、鈴木治國に師事したのち、西国を遊歴、熊本に駐槌。安政三年(1856)には長運斎を息子の是俊、二代綱俊に譲り、銘を長寿斎と改める。文政六年(1823)頃より江戸麻布の上杉家中家敷に住み、文久三年(1863)十二月六十六歳で没した。 甥に七代石堂是一、弟子に固山宗次、高橋長信、青竜軒盛俊など優れた門人がおり、幕末の江戸で一大流派を築いた。殊に備前伝では水心子一門を凌ぐ勢いであったと言う。

拵:
鍔:厚手の鉄鍔廻りを縄模様を金で色絵をほどこす。
縁頭:赤銅地に秋虫の図柄を高彫りし金の色絵をほどこす。 美濃住光仲
鞘:黒呂色鞘。
目貫:赤銅地で鶏の図柄を高彫りし金の色絵をほどこす。
小柄:赤銅魚魚子地に土筆の図柄を高彫りし金の色絵をほどこす。
笄:赤銅魚魚子地に土筆の図柄を高彫りし金の色絵をほどこす。
葵美術より一言:この脇差は初代長運斎綱俊が天保時代の最も充実していた時代の作品で特に地金が良く固山宗次の地金と酷似して澄んだ良い地金となる。 帽子も一般的に綱俊は丸い帽子になるが本作は乱れ込んで固山宗次に似た作品となる。見事な丁字乱れです。更に拵えが笄、小柄が付いており目貫、縁頭も頗る出来の良い作品といえます。是非この素晴らしい作品をお勧め致します。

葵美術評価鑑定書:特別保存刀剣鑑定書
全身押し形

オークション開始価格: 600,000円(消費税、送料共)

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