社長の一言(平成29年9月5日)

日本の学校教育について。

今、日本の学校教育は曲がり角に来ております。

かつて日本はアジアの中で抜群の教育制度を誇り
世界のリーダーとしての役割と、を任じておりましたが、
昨今の世界の状況を見るとイギリスの教育専門誌によると
東京大学が34位京都大学は37位で
かなり世界の一流大学から離されているそうです。

日本が学校教育で立ち後れた原因は
変わりゆく世界の現状を見抜けなかったといえるのでは無いでしょうか。
かっての日本は均一化された数多くの学生を育成してきました。 
しかしながら個性のある人物を育ててこなかったといえるのです。 
かっては大学生迄学生服を着、帽子をかぶり
頭はいがぐり坊主頭で誰を見ても同じ個性を要求されてきました。
さすがに今では学生服を着るのは大学運動部の学生のみとなりましたが、  
ニューヨークの五番街で日本の高等学校の生徒達が並んで
黒い学生服を着て歩く光景はニューヨークの人々にとっては
オカルト集団のようにみえ、奇異な目で見られたものです。
現在においても、会社の就職説明会では
男女が黒い服で面接に訪れる光景は
実に奇妙な光景と私には見えてきます。
また成人式では和服を着る若者が殆どで
これも私には奇妙に感じます。   
個性の無い人間が求められ、型にはめられた日本人は
言われるままに行動する傾向があります。  
今、世界では個性のある人物が世界を動かしていきますので
独創力のある発想が出来る人物を求めて優遇するという時代なのです。

日本では最近、多くの企業が有能な外国人社長を求める傾向にありますが
残念ながら逆に利用されてしまい、
会社が倒産寸前に至ってしまう事もある様です。
日本は少子化と老齢化を迎え、有能な人物を海外から
国内に招かなければ立ち行かない状況となりつつあります。

どうすればよいのか?

私は学校教育を抜本的に変革しなければならないと考えるのです。

現在公立の小学校、中学校、高等学校では色々な問題が起こっております。
特に塾通いをする学生は当然学力は高く、
学校で使用する教科書で学ぶ事は時間の無駄であり退屈そのものといえます。
例えば小学校3年生の子供が塾通いをし
6年生の勉強をしたと仮定してみて下さい。
クラスは3年の教科書で学ばなければなりません。 
そこで学ぶ事は苦痛であり無駄な時間を過ごさなければなりません。 
学力のある子供達はどんどんと飛び級をして高度な学問を行い
学校の教科書についていけない学生には
丁寧に時間をかけて将来社会に出てからも
落ちこぼれのない学生を育成し、先生方は教育していく必要があると考えます。
又出来る子供は出来ない子供に対して時には勉強を教え、
そこから教え方を学ぶ事も社会教育として大切かも知れません。
時には先生が教えるよりも学生自身が仲間を教えていく方が
色々な面で時には効果があるかも知れません。

これには異論、反論、objectionとあるのは承知いたしております。

優秀な能力を持った学生を数多く育成し
日本を引っ張っていって貰わなければ
日本の将来は暗澹たるものとなるでしょう。

かって東南アジア諸国の国民に対して
優越感をもっていた時代とは大きく異なっているのです。 
それぞれの国は力を付けて逆に私達日本人が
彼等から学ぶという時代に移っていくのかもしれないのです。

これからの世界は大きく激変してまいります。 
自動車は今後電気自動車や水素を燃料とした時代へと移行して参ります。 
ガソリンエンジンは無くなりますので
数多くの関連会社やそこで働く人物はリストラとなるかも知れません。
日本を支えている自動車会社は世界から
数多くの参入によって市場を奪われるかも知れません。
自動車は精密機械の固まりですが
電気自動車は極めて簡単な構造になっております。
それが多くの他企業からデザインの優秀性や自動運転、
室内の快適性などで日本が誇っていた自動車産業が脅かされるのです。 
技術は思いのほか早く進んでおりますのでタクシーや
高速道路を走る大型自動車のドライバーは必要なくなるかも知れません。 
スーパーなどで働くレジの人間も必要がなくなり無人で営業がなされるでしょう。
電車の運転手も、旅客機の操縦するパイロットも同様な事態になるのかも知れません。 
コンピューターが学習をして更なる技術や能力を備えてくる時代。 
将棋でも囲碁でも機械には勝てなくなってきております。 
あらゆる方面で同様な事が発生し企業で働く労働者の賃金は上昇しないかも知れません。

ロボットによって24時間フルで運転し続けていけるのですから。

労働基準監督局からも労働者からも文句も言われません。

世界に勝てる若い人々を育成する為にはかっての学校教育では
とても対応出来ず抜本的な方法を模索しなければならないと考えます。

数多くの大企業が倒産又は合併、縮小へと企業の形態が変わってきた原因は
過去、現在を分析し、未来を予測出来ない企業のトップが多かったといえます。 
恐らくそれらの企業の中には極めて優秀な未来を予測出来る
想像力のある人物がいた筈なのですが、残念ながら人材を生かす事が出来なかった。
すなわち同一化された社員がほとんどで個性のある人物を育てたり
優遇する環境がほとんど無かったに等しいのではないでしょうか。
会社で特許を取得し、大きく貢献した人物の待遇は
日本では恐ろしく低いと考えます。
会社を引っ張っていく本当の意味で頭の良い人物が
いかに大切なのか会社はもっと、もっと真剣に考えなければならないのです。
時には社長の給与を遥かに超える給与を取得しても良いのです。  
日本人全般に言える事ですが、頭の良い人とは良い大学をでたかどうか、
又は知識があるかどうかの尺度で推し量る傾向がありますが
これはナンセンスです。テレビで放映する知識を争う番組がありますが
その程度の知識であればいくらでもネットで検索出来るのです。
国家資格の中で最も難しい試験一つに法曹関係の弁護士試験がありますが、
たとえ合格しても弁護士の資格だけでは食べていけないのです。 
資格をとった後にどのようなサービスをクライアントに提供出来るか、
どうすれば顧客を掴む事ができるのか。真剣に考えなければ
資格倒れとなる時代なのです。
これは公認会計士、税理士にも当てはまるのです。
資格試に合格した後にその資格を武器として
今度は基本的な問題すなわちどのようにして
顧客を掴むのかが最も重要な課題となるのです。

創意工夫を行い自分自身の意見をしっかり持ち、
あきらめない行動力のある人物こそ
今後の会社にとって会社の存亡にも係る最重要な事なのです。
そのような人物を採用し教育していかなければ
会社の存続が危ぶまれるのです。
多くの大企業がここにきて倒産寸前迄至るのを見る時、痛切に感じます。

就職試験で相変わらず金太郎飴のごとく
リクルートスーツの学生の集団が試験に訪れております。

きちんとした自分に合った服を着て就職試験を受けてご覧なさい。

黒服ではない服ですから、きっと、かなり目立ちますから
会社より注目されきっと色々と質問をしてくるかもしれませんよ。  
その時がチャンスです。個性を大切にする時代です。  
人と異なる資質を大切にして下さい。
又採用されなかったならその様な会社には行かないことです。 
なにしろ世界には何百万という会社が存在するのですから。

今後好むとも好まないにも係らず数多くの外国人が日本へと移住してくるでしょう。
それを阻止する術はありません。
私は参宮橋、(新宿から近い駅)に住んでおりますが
夜になるとスーパーマーケットは外国人の数が多くなり買い物を行っております。
過去見られない現象です。老齢化、人口の減少を補って
数多くの外国人が今食べる為に職を求めて押し寄せてきているのです。

その為にも学校教育を抜本的に変え個性のある有能な人物を
育成しなければ世界に遅れをとる事となるのです。
会社にとって最も重要な点は何度も言いますが
個性があり創造性の豊かな人材を積極的に求め採用し
それを活かせる環境が必要なのだと考えます。 
現在中国、韓国、シンガポール、その他の国々の人件費が高騰し
かって人件費の安さに引かれて進出した日本企業が中国、韓国
その他の国々から撤退し日本に企業を戻す傾向が強くなって参りました。
しかしながら中国から企業を撤退するのは想像を絶する苦労が待ち受けているそうです。  
特に中国で稼いだ利益を日本に持ち出しが難しいのだそうです。   
更に最近では韓国、中国が日本に進出しようとする傾向が強く
将来それらの企業で働かなければならない日本人が多くなるのです。 
文部省はこの様な状況には気が付いていない様ですが
意外と早く日本に進出する外国企業が多くなると考えます。 
私は文部省の今の体質もそうですが抜本的に
解体する位この問題を考えなければ日本の将来は極めてあぶないと考えます。

今東京で建設される高額マンションのかなりの部分は中国人が購入しているのです。

会社での会議などでは平凡な内容を非凡にいってのける人物が重用されてきましたが、
これからは非凡な事柄を平凡に話す人物に注目しなければなりません。  
会社の目的は会社の利益を追求する事なのです。
いつまでも会社が存続し従業員が安心して働ける会社が求められるのです。

日本電気, シャープ, Panasonic, 富士通, 日立製作所、東芝、
数多くの大企業が外国からの猛烈な攻撃に曝され合併、買収であっという間に
消えてなくなるかも知れないのです。それでも今は景気が極めて良いのです。 
オリンピックが終了した時日本はどのように変化するのでしょうか。
景気が極端に悪化してノンビリと生活している
多くの労働者は失業の憂き目にならなければと考えます。

世界経済は行き着く所迄行ってしまったのかもしれません。 
今後はお互いが食い潰しあう激しい価格競争が待っているのかも知れません。 
教育制度に目を向け将来の日本のあり方を検証し
直ぐにでもこの問題に取り組んでいかなければやがて臍を噛む事になるでしょう。

昨日、外国人が当社にご来店され30万円ほどの白鞘いり拵え付きの刀をご購入されました。 
大変に興味を持ち、手入れの方法や袋の結び方長期間保存する為の注意点を
ドイツ人独特の感覚で聞いたり教えたりし購入後丁寧にお礼をしお帰りになりました。
海外発送は文部省から輸出証明を取得しなければならず3種間近く経過した後に発送する事になります。
なぜ海外に愛刀家が多いのか考えさせられます。 
かなりの知識を保有する方も多く日本から海外へと流出していくのでしょう。
これも止める事はできません。それほど世界は国境を超えて一つになる時代なのですね。

暑かった夏も急速に去り朝夕の凌ぎやすい季節となりました、
皆様お元気でご活着下さい。 
老人を労りましょう。 奥様を大切に優しくしてあげて下さい。
子供達には厳しく躾け、なぜ、なぜという言葉は貴方を信頼している証拠です。 
丁寧に身を乗り出して答えてあげて下さい。 そして目的の動機付けを行って下さい。

それでは皆様御機嫌よう。

日本の政治をよくする会  ドンキホーテ 代表 鶴田一成

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