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お知らせ

社長の一言(令和8年10月号)

今年の夏は本当に暑かったですね。
世界各地の様子がテレビで放映されていましたが、パリもロンドンもイタリアも、厳しい暑さに苦しんでいました。
最近では、ネパールで洪水により川が氾濫し、大きな被害が出ました。
多くの観光客や自動車、建物が濁流に飲み込まれていく様子をテレビで目にしました。
今後はこの暑さや災害を避けるために、さまざまな工夫がなされることと思いますが、本当に避けられるのかどうか心配です。

世界の平均年収を比べますと、日本は458万円、お隣の韓国は540万円で、約80万円の差があります。
米国は1,000万円に達しており、日本は38か国中25位です。
よほど頑張らなければ、お隣の韓国との差さえ埋めることは難しいかもしれません。
なぜ日本の実力はこのように落ちてしまったのでしょうか。
私はこのことを考えるたびに、どこかで何かが間違っているのではないかと感じます。
悔しさを忘れてしまった日本人は、このまま転げ落ちてしまうのかもしれません。

今の日本に必要なのは、優れた指導者が現れて国民を鼓舞し、一歩一歩国を押し上げていく努力だと思います。
国会議員の数はもっと少なくてもよいのではないか。
日本の年間の休日は多すぎるのではないか。
東京をはじめとする大都市に、これほど人口が集中してよいのか。
本来であれば、地方でもゆとりのある暮らしができるはずです。
もっと考え抜かれた都市計画があったはずなのです。
一部の人々が一部の人々のために都市計画を進めたことが大きなつまずきとなり、お金も何もかもが高くついてしまったのです。

韓国との80万円の差は、極めて大きなものです。
韓国が造船業を大きく発展させた一方で、日本はかつて栄えた造船業を、ただ眺めているだけになってしまいました。
現在、造船は中国が約70%、韓国が15〜30%を占めており、日本はおそらく10%程度でしょう。
これから日本はどのように舵を切っていくべきなのか、考えてみたいと思います。
私は、抜きん出た能力と実力を持つ人物に任せなければ、行動には結びつかないと考えています。
しかし何よりも、この日本が自ら立ち上がっていかなければ、どうにもならないのです。

今年は世界的にも異常気象の年となりました。
日本でも台風や大雨が多く、水害が各地で発生しました。
多くの車が浸水して使えなくなり、住宅も床下浸水に見舞われるなど、大変な事態となりました。
これは日本だけの問題ではなく、世界的な現象であると考えます。
台風は過去と比べて大きな被害をもたらすようになりました。
地震も震度5を記録するなど、規模が大きくなる傾向にあります。
いずれは東京直下型地震が、東京を襲うかもしれません。
日頃から状況を確認し、地震に巻き込まれないよう注意したいものです。
先日発生した地震はかなり激しく、私も店から道路へ逃げ出しました。

地震で恐ろしいのは火災です。
日本の歴史を振り返ってみますと、地震、火災、津波、雷などが大きな被害をもたらしてきたと考えます。
近年の世界の災害を見るにつけ、いずれ襲ってくる災害を、できる限り避けられるようにしたいものです。
ヨーロッパでも、この異常気象による災害から身をどう守るべきか、検討しなければならない時期に来ています。

さて、私事ではございますが、私は先日、糖尿病のため入院いたしました。
その影響で、ほかの部分も悪くなってしまいました。
食事の量も減りましたが、その少ない食事を美味しく感じてしまう自分に、情けない思いもいたしました。
現在は退院し、妻の協力を得て食事の量とカロリーを減らし、少ない食事で我慢しながら辛抱の日々を送っております。

以前からの友人とも、よく話し合っております。
彼はベトナムに移住し、百人ほどの従業員を雇っていますが、経費の節約に大変苦労しているようです。
今、彼はAIの導入によって、人員を約50%削減しようと考えています。
AIのおかげで、人員を減らしても仕事が回る余裕が生まれたのです。
今、世界ではAIをこのまま推し進めるべきかどうか、大きな議論が起きています。
米国では、ニューヨーク近辺に路上生活者が増え、街も荒れていると聞いております。
ベトナムの小さな企業でさえ、AIによって人員を削減しなければならない状況なのです。
AIによって、私たちの仕事は奪われていくのかもしれません。

最近、日本でも自動運転が実用化されつつあります。
いずれタクシーなども、自動運転で走るようになるでしょう。
先日、その様子がテレビで放映されていました。
事故がなく信頼が得られれば、タクシーにも広く利用されていくことでしょう。
そうなれば運転手は必要なくなり、その職はすべて失われることになります。
自動運転の車は燃料さえ入れれば走り続けるため、疲れたと言うことも、不満を口にすることもありません。

ベトナムの社長も、今後どのように経営を進めていくか、大変悩んでいるようです。
ただ、これだけは確かに言えるでしょう。
一度AIを導入すれば、AIは会社に不満を言いません。
24時間働いても、何一つ文句を言いません。
それどころか、AIは効率の良い仕事の進め方まで見つけ出すため、会社は本当に能力のある人物だけを雇うようになるのです。
AIは「文句を言う者は解雇だ」と言うのかもしれません。

今年の夏から秋にかけては、天候の悪い日が続きました。
ネパールや中国では、数千人もの方が亡くなりました。
日本も今なお大きな被害を受けており、今後どのように防災を進めていくのか、皆様も考えておられるのではないでしょうか。

ほんの少し前までは、IT関係の仕事に就いているだけで優遇されたものですが、AIの登場によって、そこで働く人々が大量に解雇される時代となりました。
今、海外では、AIの広がりに反対する学生たちが各地でデモを行い、その動きを抑えようとする声が高まっています。

現在、私は妻と娘、そして犬と一緒に暮らしております。
犬は日本犬で、「桜」と名付けました。
16歳の老犬ですが、家族みんなで可愛がっております。
若い頃の美しさはすっかり消えてしまいましたが、今はただ一日でも長く生きてほしいと願っております。

私も86歳となりました。
今日は親戚の者たちと一緒に墓参りに出かけ、皆で食事を楽しみながら、亡き父や母のことを思い出して過ごしました。
年輪を重ねるように過ぎ去っていく時の早さの中で、よろよろと歩く自分の姿に、死という現実が少しずつ近づいていることを実感せずにはいられません。
私の弟も85歳になりましたが、快活な彼は株の購入でかなりの利益を上げ、景気よく生活を楽しんでいるようです。
いずれやってくる不景気の時代に、どのような暮らしが待っているのかはわかりませんが、じっくりと考えながら生活していきたいと思っております。

おじいさま、おばあさま、どうかお体に十分お気をつけて、楽しくお過ごしください。

奥様、旦那様、秋になりました。
七輪で煙を上げながら、黒く焼けた秋刀魚に大根おろしをたっぷり添えて味わいましょう。
そして時には奥様を大切に思い、栗ご飯を作ってさしあげてください。
きっと美味しいですよ。

お子様には、親切で快活に、そして質素な生活を送らせてあげてください。
誰にも負けない子に育ててください。
自然に触れる機会も、たくさん作ってあげてください。

それでは皆様、これにて失礼いたします。

日本の政治をよくする会 ドンキホーテ
会長 鶴田一成