ご注文番号:19706
短刀:白鞘入り、拵え付き(保存刀剣)
銘:西宗次
天保四年十一月日
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来はとしてはにランクされる作品です。
研磨済み
はばき:素銅地はばき
刃長:16.8センチ
反り:0.0センチ
目釘穴:1個
元幅:1.8センチ
先幅:センチ
重ね:0.685センチ
刀身重量:90グラム
時代:江戸時代末期 天保4年
体配:小振りの短刀で中程から鎬を削り変わった体配の短刀。
地鉄:杢目肌よく練れて地錵が良く付きが付き棒状の映りが現れ地形が入る。
刃紋:子に衛で気直刃に切先近辺から互の目が入り帽子直刃調に先丸みを帯びて返る。
特徴:西宗次は名鑑には掲載れていないと考えられますがなかなか出来が良く、地金は杢目に棒映りが現れるなど意欲的な作品といえます。
拵:
鍔:鉄地はみだし鍔。
縁頭:鐺:真鍮地に文様を赤銅を入れる。
鞘:黒路色差やに朱のせん模様を描く。
目貫:赤銅で独鈷と思われる図柄を高彫りし金で色絵をほどこす。
葵美術より一言:小振りの短刀で茎の状態も良く鑢目も良く見えて大切に保存されてきたと思われる作品で棒状の映りがはっきりと見える。 お嫁入り短刀としてお薦めできる作品です。拵えは小柄」、笄は欠落しておりますがいかにも江戸時代末期はあると考えられる華美では有りませんがまじめな作品といえます。
時代背景:江戸時代末期となり天皇と江戸将軍との間で戦乱が始まり始めた。それに伴って武器の製造が急務となり火縄銃や刀の生産が必要とされる時代となった。
保存刀剣鑑定書
葵美術鑑定書:全身押し形
※海外送料別途