短刀:肥前国佐賀住正広(初代)

ご注文番号: 19253

短刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)

銘:肥前国佐賀住正広(初代)

鞘書:寒山先生
初代 肥前国佐賀住正広 長八寸九分有之
昭和己酉年春 寒山誌(花押)

新刀:上作:業物:肥前                               
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は肥前国佐賀住正広としては最上作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着一重
刃長:27.0センチ
反り:0.2センチ
目釘穴:1個
元幅:2.88センチ
重ね:0.56センチ
刀身重量:210グラム
時代:江戸時代寛永の頃
体配:身幅が広く重ねしっかりと先反りがあり、表裏に棒樋と添え樋が彫られている。
地鉄:小板目肌実に良く詰んで地錵が付き肌目が良く見てとれる。
刃紋:錵出来匂口の深い互の目乱れとなり高低があり
刃中、砂流、金筋が良く働き、帽子丸く返る。

特徴:正広は吉信の長男で通称左伝次郎と称し、初銘を正永と切ったが、
佐賀城主鍋島勝茂公から正廣の銘を拝命し寛永二年(1625)十一月に改銘。
初代忠吉の娘婿となった。寛永五年(1628)に河内大掾を受領し、
寛文五年(1665)に五十九歳で亡くなったという。近江大掾忠廣を良く助け宗家に尽くしたという。
作風は本作の様にさながら夏の空に浮かぶ入道雲を思わせる様な
激しく華やかな出来が多く、多くの愛刀家が好む作品である。

拵: 
鍔:木瓜形
縁頭:鐺:銀地に波の図柄を高彫りする。
鞘:黒塗り捻り鞘
目貫:虎の金無垢目貫
小柄:赤銅魚魚子地に虎の図柄を高彫りし金の色絵をほどこす。

葵美術より一言:私が指摘します様に新刀の中でかなり高く評価する刀工に
肥前河内大掾正広、二代河内守正広を挙げております。
この夏雲に浮かぶ積乱雲の様子がこの刃紋の中から良く見てとれます。 
かつて長崎から電車で福岡に戻った時肥前、佐賀を通過した時に
窓辺に見えた連なる山々にこの積乱雲が青い空に浮かんでおりました。  
この短刀は最上級のボリュームのある作品といえます。
ご存知の様に戦国時代が終わり江戸時代へと進む中で
特に短刀の需要は急減いたします。 
その為に江戸時代末期の直前は短刀の製作がほとんど無くなります。  
その様な中にあってこの様な名品を製作した腕の確かさには感嘆するものがあります。
肥前にお住まいの方は是非この短刀を御求めになる事をお勧め致します。
少し離れていても金筋がはっきりと見えるのです。
私が最上級と付けたのはこの短刀が最上級だからです。葵さんは頑固だなー。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形

価格: 1,200,000円(消費税、送料共)

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