短刀:無銘(了戒家能)(保存刀剣)(甲種特別貴重刀剣)(拵え:特別貴重刀装具)

ご注文番号:AS23346
短刀:白鞘入り、拵え付き(保存刀剣)(甲種特別貴重刀剣)(拵え:特別貴重刀装具)

銘: 無銘(了戒家能) 保存刀剣
銘: 無銘(手掻) 甲種特別貴重刀剣

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は無銘としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み

はばき:金着せ二重
刃長:27.0センチ
目釘穴:1個
元幅:2.49センチ
重ね:0.47センチ
刀身重量:195グラム
時代:鎌倉時代末期頃(手掻) 南北朝時代(了戒家能) 
体配:冠落としの独特な体配です。
地鉄:小板目肌良く練れて肌立ち地錵が良く付き淡い映りが現れる。
刃紋:直刃調に小足、葉が盛んに働き刃中錵て朝霧の風情を感じさせ帽子丸く焼き詰めとなる。

特徴:手掻派は大和の刀工群で保昌、当麻、尻縣、千手院とに区分けされる。 それぞれの仏教宗派の僧兵の為に数多くの作品が制作された。 また了戒家能は了戒助太夫と称し山城に住しそのご豊前で活躍する刀工です。本作は冠落としの特徴を具現して鎌倉時代末期のこの様な体配の作品が多く制作された、備前、山城、でも当時かなり流行していたと考えられます。南北朝時代になるとこの様な体配は少なくなり身幅の広い作品が流行する様になります。

拵:合い口拵  特別貴重刀装具
鍔:
縁頭:鯉口:赤銅地 魚子仕立てに稲穂と雀の図柄を高彫りし、金色絵をほどこす。
鞘:金蒔絵鞘
目貫:赤銅地に花の図柄を高彫りし、金色絵をほどこす。
小柄:赤銅地に刻みを入れて貝の文様や線模様を金で色絵をほどこす。

葵美術より一言:冠落としの短刀で地金に映りが現れ刃紋は直刃出来に小足が柔らかく入り、刃中には葉が入ります 拵えは稲穂と雀の飛び回る様を描き金梨地の鞘で作り上げ格調ある雰囲気を出しております。きっと大名家につたわった作品といえます。是非この素晴らしい作品をお薦め致します。

保存刀剣
甲種特別貴重刀剣
拵え:甲種特別貴重刀装具
葵美術評価鑑定書:全身押し形

オークション開始価格:550,000円(消費税、送料共)

落札者あり







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