短刀:大阪住月山貞勝作 紀元二千六百年

注文番号:18190

短刀:白鞘入り、拵え付き(保存刀剣)

銘:大阪住月山貞勝作
紀元二千六百年          

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は大阪住月山貞勝としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:月山はばき
刃長:23.1センチ
反り:内反り
目釘穴:1個
元幅:2.26センチ
重ね:0.57センチ
時代:紀元2600年 昭和15年 1940年
体配:三つ棟で身幅、重ね尋常な体配の良い短刀。
地鉄:綾杉肌よく練れて地錵が付き美しい肌となる。
刃紋:錵出来直刃に鼠足が入り帽子丸く焼詰めとなる。

特徴::月山貞勝(月山英太郎)は大正期から昭和初期にかけての日本刀匠を代表する名匠。
明治ニ年(1869)生まれ。初代月山貞一の息子。父の名声が高く明治末年から
大正初期、四十代迄の自身銘の作は少ないが、父貞一の没後である大正十年代からは、
多くの作品がその技量を遺憾なく発揮した素晴らしい物である。
宮内省の皇室御用達の刀、伊勢神宮への奉納刀、多くの下賜刀を鍛え、
その作刀態度は厳しく真摯なものであったという。
清浄な場所で清浄な心で刀を鍛えるという信念から、昭和十年(1935)に
鍛練場を吉野山に移した。実子のニ代月山貞一、愛媛の高橋貞次の二人の人間国宝をはじめ、
多くの名工を育てた。作風は逆がかった丁字乱れ、綾杉肌鍛などを得意とし、
相州伝、備前伝、大和伝、等全てこなす伎倆の高さは驚く程である。
特に綾杉肌と言われる月山肌は鎌倉時代からの伝統を受け継ぎ、
現代に至る迄継承されている。また彫物にも非凡な才能を発揮した。
昭和十八年(1943)十二月二十四日、七十四歳で没。
本作は月山家の要となる月山肌の作品で最近は入手が難しい作品です。 

拵:
鍔:鉄鍔
縁頭:赤銅地に牡丹と唐草の図を高彫りし金で色絵をほどこす。
鞘:黒呂色印籠刻み鞘
目貫:赤銅地に玉黍の図を高彫りし金で色絵をほどこす。

葵美術より一言:月山貞勝は大正、昭和に掛けて最も良く知られた刀工で
その流れは現代に至る。 特に優れている点は相州伝、備前伝、大和伝、山城伝すべてに
優れ月山の祖先が制作した綾杉肌は月山一派の原型であり
その地鉄を完成する事に成功し、その制作は門外不出として現在に継承しております。
本作はその綾杉肌が良く見て取れる傑作の短刀であります。

時代背景:昭和16年5月10日ドイツが阿蘭陀王国、ベルギー王国、
ルクセンブルグ、フランスに侵攻し日本も翌年に日米開戦となる。

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形

価格:750,000円(消費税、国内送料共)

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