ご注文番号:AS20353
短刀:拵え入り
銘: 國秀作
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は國秀作としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:素銅地一重
刃長:7寸2分(21.82センチ)
反り:0.0センチ
目釘穴: 1個
元幅:2.16センチ
重ね:1.10 センチ
刀身重量:230 グラム
時代:江戸時代末期
体配:重ねが1.1cmと広い鎧通しといわれた作品で
まるで三角形と思える作品で三つ棟となる。
地鉄:小板目肌実に良く詰んで地錵が良く付き奇麗な地鉄となる。
刃紋:錵出来のたれに緩やかな互の目乱れとなり
帽子、丸く大きく焼き下げる。
特徴: 鎧通とは組打ちで敵を鎧の隙間から刺す事を目的として
制作された短刀で重ねが厚くがっしりとしております。
鎌倉時代から始まり室町時代をへて幕末にも制作されている。
組み打ちなど接近戦が盛んになると
鎧の上から刺突を考慮し無反りで重ねが厚い短刀が必要となった。
拵:
鞘及び柄:鞘に皮を巻き木の葉を金で色絵をほどこす。
葵美術より一言:重ねの分厚い鎧通で江戸時代末期の作品です。
戦闘が多かった時代に流行した作品で鎌倉時代末期、
室町時代末期 江戸時代末期に流行する。
極めて鋭さの有る作品です。
保証:保存刀剣
葵美術正真鑑定書
全身押し形