短刀:笠間一貫斉繁継淬刃(保存刀剣)

ご注文番号:21243
短刀:白鞘入り(保存刀剣)

銘: 笠間一貫斉繁継淬刃 応竹内光忠需
塚本一貫斉起正鍛之 昭和十三年二月日

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 繁継淬刃 起正鍛之 としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:木はばき
刃長:24.8センチ
反り:内反り
目釘穴:1個
元幅:2.45センチ
重ね:0.55センチ
刀身重量:185グラム
時代:昭和13年
体配:身幅が広く重ね厚く表には梅の木を彫る
地鉄:沸出来互の目乱れとなり精良な地鉄となる
刃紋:沸が荒い互の目乱れ

特徴:この短刀は笠間一貫斉繁継が刃を作り塚本一貫斉起正が鍛えた作品。起正は繁継の元で学び、塚本新鉢と称した。元陸軍受命刀匠で新作日本刀展覧会においては優秀賞特賞3回 総裁名誉賞、海軍大臣賞、総理大臣賞、文部大臣最高賞、陸軍軍刀技術奨励会賞 伊勢神宮奉納僅作等を受賞する。福島県出身の刀工で笠間一貫斉に学び、のちに女婿となる。昭和33年に亡くなる。特に地鉄が素晴らしく清麿風の作品を残す。笠間一貫斉繁継は東京赤坂日本刀伝習所師範帝展最高位を獲得し両陛下の刀を製作し彫りにも長けていた。自身銘の場合は楷書で製作し、草書銘は代作代銘の時に切る。昭和40年3月11日80歳で亡くなる。

葵美術より一言 この作品は笠間一貫斉繁継が刃を作り塚本一貫斉起正が鍛えたというとても珍しい作品です。梅の木と花の図柄は師匠の笠間一貫斉繁継が作成しました。見事な彫りが施された、互の目乱れの刃紋を焼き上げて反りが深い短刀で、ぜひお勧めいたします。

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形

価格:600,000円(消費税、送料共)

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