短刀:浪華住月山貞勝謹作(花押)

ご注文番号:AS20316
短刀:白鞘入り(二重箱入り)(特別保存刀剣)

銘: 浪華住月山貞勝謹作(花押)
昭和十二年五月吉日

箱書:表: 守護短刀 壱振
先祖伝来綾杉以秘術
大和天国小烏丸造長八寸五分謹作 月山貞勝
昭和十二年五月吉日

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 浪華住月山貞勝謹 としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金無垢?
刃長:25.8 センチ
反り: 0.4 センチ
目釘穴: 1 個
元幅: 2.3 センチ
先幅: センチ
重ね:0.48 センチ
刀身重量: 175 グラム
時代:昭和12年
体配:小烏丸写の短刀で表裏に樋と二筋樋を彫り
生刃をのこし健全な珍しい形態の作品です。
地鉄:仔細に見ると綾杉肌が見事に現れ地景が働き
地沸が付き見事な地金となる。
刃紋:直刃出来、帽子、丸く長く返る。

特徴:大変珍しい月山貞勝の小烏丸写であります。
通常の短刀とは異なりおそらく注文打ちの作品と考えられ,
良く制作された作品です。 月山貞勝(月山英太郎)は
大正期から昭和初期にかけての日本刀匠を代表する名匠。
明治ニ年(1869)生まれ。初代月山貞一の息子。
父の名声が高く明治末年から大正初期、四十代迄の自身銘の作は少ないが、父貞一の没後である大正十年代からは、作品の多くがその技量を遺憾なく発揮した素晴らしい物である。
宮内省の皇室御用達の刀、伊勢神宮への奉納刀、多くの下賜刀を鍛え、その作刀態度は厳しく真摯なものであったという。
清浄な場所で清浄な心で刀を鍛えるという信念から、
昭和十年(1935)に鍛練場を吉野山に移した。実子のニ代月山貞一、愛媛の高橋貞次の二人の人間国宝をはじめ、多くの名工を育てた。
作風は逆がかった丁字乱れ、綾杉肌鍛などを得意とし、
相州伝、備前伝、大和伝、等全てこなす伎倆の高さは驚く程である。
特に綾杉肌と言われる肌は鎌倉時代からの伝統を受け継ぎ
現代に至る迄継承されている。また彫物にも非凡な才能を発揮した

葵美術より一言:月山貞勝は大変器用な刀工であり、あらゆる作品を制作する。その技術は父親の技術を上回る技量であったといわれ明治後期からは父親の代作をも制作しておりました。
本作はおそらく注文打ちで、かなり著名な人物によって制作されたと感じさせます。
鎺ははっきりとは断定できませんが金無垢かと考えられます。 月山の鎺は通常銀で制作されます。
大変難しい小烏丸の作品はご家庭の家宝として取り扱ってください、茎はまだ錆がなく光っており、生刃があるのも好ましいと考えます。 是非ご購入をお勧め致します。

特別保存刀剣鑑定書(※近日発行)
葵美術評価鑑定書:全身押し形

オークション開始価格: 1,000,000円

落札者あり



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