ご注文番号:AS24785
火縄銃
銘:江州国友九兵衛
雲の銀象嵌
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は江州国友金吾作としては上々作にランクされる作品です。
全長:124.6センチ
銃身長:99.4センチ
口径:1.2センチ
目釘穴:3個
特徴:江州国友九兵衛の火縄銃です。
雲と字が銀象嵌されている。
比較的状態も良く、是非お勧めしたい作品です。
葵美術より一言:日本に初めて火縄銃が伝来したのは、
1543年(天文12年)のことです。
この年の8月、種子島に2丁の火縄銃を携えたポルトガル人が漂着。種子島の領主、種子島時尭は彼らに大金を払って火縄銃を買い上げました。
種子島時尭と、島津家を通じて火縄銃を入手した将軍・足利義晴は、直ちに火縄銃の国産化を試みます。この時、複製を命じられたのが種子島や近江の国友の刀鍛冶で、わずか一年の間に国産化に成功したと言われています。
その後、近江の国友と日野、紀州の根来、和泉の堺などが鉄砲の主要生産地として栄えました。鉄砲が伝来した当初は、高価な武器であったため武士が用いましたが、普及するにつれ足軽の武器になっていったと言われています。
江戸時代には銃規制が敷かれ、武士以外が鉄砲を持つことは、狩猟や鳥獣を追い払う為のものを除いて禁じられました。短筒を作ることも許されていなかった為に、火縄短筒の多くは無銘にして密造されたものが大半で、それゆえ数も少ないのです。さらに現在残っている銃は本当に少なく希少なものとなります。ウイキペディアより引用
葵美術鑑定書
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オークション開始価格:180,000円