太刀:加賀両山子正峯作之(人間国宝)

ご注文番号:18024

太刀:白鞘入り(保存刀剣)

銘:加賀両山子正峯作之(人間国宝)
昭和辛亥年二月日                                  

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は加賀丙山子正峯としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
刃長:71.5センチ
反り:2.5センチ
目釘穴:1個
元幅:3.37センチ
先幅:2.57センチ
重ね:0.72センチ
時代:現代(1971)
体配:身幅が広く重ね厚く反りが深く、
表裏に棒樋を彫り切先やや延びた体配の良い姿をした刀
地鉄:小板目肌実に良く詰んで地錵が付き
細かな地景が入る棟よりに淡い映りが現れる。
刃紋:小錵出来丁字乱れ匂口深く付き足が入り刃中、砂流、金筋が働く。
帽子乱れ込んで先尖って返る。

特徴:隅谷正峯(本名与一郎)は大正十年(1921)生まれの石川県松任市の刀匠。
昭和十六年(1941)立命館大学を卒業後、立命館日本刀鍛練研究所に入所し桜井正幸に学んだ。
昭和十七年(1942)より独自の作刀研究を始めた。終戦後は昭和二十九年(1954)に作刀承認を受け、
昭和三十一年(1956)には故郷 の松任で日本刀鍛練所傘笠亭(さんりゅうてい)を新築し、
本作もここで製作された。昭和四十一年(1966)に無鑑査刀匠となり、同時に審査員となった。
昭和39(1964)、41(1966)、44(1969)年、平成元年(1989)には
伊勢神宮式年遷宮御神宝太刀を製作した。皇室とのつながりも深く、
平成二年天皇陛下即位の大礼の宝刀、平成三年に秋篠宮眞子内親王殿下の守り刀、
平成五年には皇太子妃雅子殿下の御護短刀、平成六年に秋篠宮佳子内親王殿下の守り刀を作製。

昭和三十年(1955)の第一回作刀技術発表会から三十八回にわたって連続出品を重ねた。
備前伝を追求し、所謂「隅谷丁字」を完成させ、現代刀に丁字刃の流行をもたらす先駆けとなった。
本作も躍動感に溢れる見事な刃紋である。鎌倉時代の製鋼法を研究し
自家製鋼を行った古調な地鉄も味わい深い。備前伝のみならず相州伝にも優れた作品を残し、
外装を含む小刀・刀子の製作も行った。
昭和56年(1981)、刀剣製作では四人目の重要無形文化財保持者(人間国宝)となった。
平成十年(1998)十二月に没した。

葵美術より一言:隅谷正峯(本名与一郎)は人間国宝となり多くの名品を制作した。
本作は自家製鋼をもって制作された作品で地金が抜群に良く刃紋も隅谷丁字といわれた
華やかな丁字刃をものにしております。
彼が人間国宝となって以来現在は刀剣関係で人間国宝はなく残念に思われます。
本作は彼の46才の作品でその10年後人間国宝に認定されました。
最近滅多にでてこない人間国宝の見事な作品で是非御薦めしたい作品です。
              
時代背景:1971年2月5日アポロ14号が月に着陸した。

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形

価格: 2,300,000円(消費税、送料共)

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