太刀:備前国長船住人左馬允真守造(四ツ目菱紋)正応二年八月日

ご注文番号:18246 (委託品)

太刀:白鞘入り、拵え付き(第23回特別重要刀剣)(拵え:特別保存刀装具)
銘:備前国長船住人左馬允真守造 (四ツ目菱紋)正応二年八月日
古刀:上々作:備前

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は備前国長船住人左馬允真守造としては最上作にランクされる作品です。

最上研磨済み
はばき:金着太刀はばき
登録証番号:東京127750
交付年月日:昭和40年11月25日
刃長:67センチ
反り:2.3センチ
目釘穴:2個
元幅:2.71センチ
先幅:1.72センチ
重ね:0.69センチ
時代:鎌倉時代、正応の頃(1289)
体配:生茎で表裏に棒樋と添樋を彫り、身幅、重ね尋常な反りが深く付き切先やや延びごころ。
地鉄:小杢目肌に小板目肌が混じり映りが見事に現れる
刃紋:小錵出来、丁字乱れとなり足柔らかく入り、葉盛んに働き煙る様な風情となる。帽子乱れ昆で先尖りごころとなり足が働く。

特徴:備前真守は畠田派の備前守家の一門で弟子又は子として伝えられている。 地金は殊の外地金が詰んで精良となり映りが現れて刃紋は一文字と同様に重華丁字となる作品が多い。
本作は生茎で堂々とした当時からの体配で長銘であり更に年期がはっきりと刻まれております。

特別重要刀剣図譜より
説明:畠田真守は畠田守家の子として伝え一般に2字銘が多い中で長銘で切られており更に裏銘も切られている。
作風は父の守家に酷似して蛙子を強調して丁字乱れを焼いて華やかな作品となる。この太刀は板目肌に杢目を交え肌立ちごころとなり地班映り状に乱れ映りが立つ鍛えとなり刃紋は頭の丸い丁字乱れ互の目乱れを基調として物打ち近辺がやや直刃調となり匂口がやや深く匂勝に小錵が付く作柄を見せている。制作時期が長光とほぼ同時であり一見長光の上作を思わせる作品であるが畠田一派にやや肌立つ所が長光とは異なる。
腰反りの深い生の太刀姿が好ましく加えて長銘に居住地名と官職銘又この工には極めて珍しい制作年期を交えた銘文の資料性極めて高い壱口であります。刃紋も匂口深く明るく冴え渡り地刃も無類に健全な優品であります。

糸巻き太刀拵え:(特別保存刀装具)
金梨子地に隅立四菱の家紋が各所に描かれている非常に品のある拵えです。

葵美術より:本作は生茎で長銘で更に裏銘(年期)があり官職銘がある事で極めて資料的に重要な太刀でしかも健全であり切先の刃紋もしっかりとして無瑕、無欠点である事は代々大名家で大切に保存され続けてきた証拠であります。
恐らく旧国宝を含めて最も優れた作品であり貴重な資料と同時に生茎で当時の体配を今だのこした大名家の作品です。
大変豪華な太刀拵えは刀身の茎に彫られている四ツ目菱紋で統一されております。
是非お薦めしたい作品です。

著名な真守の作品
銘「真守」。大正2年4月14日に旧国宝指定。重要文化財。金剛峯寺所蔵

太刀 銘「真守」。長76cm。弘前藩主4代津軽信政が佩用していたものを、
5代津軽信寿が寄進したとの伝来を持つ。
大正15年4月19日に旧国宝に指定。青森県弘前市の高照神社蔵。

銘「真守」昭和28年(1953年)11月14日に重要文化財指定。紀州徳川家伝来。

時代背景:正応6年4月13日鎌倉に大地震(永仁の鎌倉地震)が発生して鎌倉を中心に関東地方に被害が出て建長寺が炎上しそこ混乱に乗じて平禅門の乱が発生した、
鎌倉幕府を支配する北条氏得宗の内管領として絶大な権勢を振るった平頼綱が主君である9代執権北条貞時によって滅ぼされた。

刀:第23回特別重要刀剣
拵え:特別保存刀装具
葵美術評価鑑定:全身押し形

価格: 19,000,000円(消費税、送料共)

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