太刀:一 (吉岡一文字)(第25回特別重要刀剣)

ご注文番号:19128

太刀:白鞘入り(替え鞘付き)(第25回特別重要刀剣)(委託品)

銘:一(吉岡一文字)                        

鞘書: 一吉岡一文字 刃長貳尺三寸六分九厘 勲山誌

鞘書:備前国吉岡一文字 摺上一の字有銘作也 
同派中最も華麗に乱れ候尚出来宜敷
蓋し助光に被擬者有之 珍珍重重 田野辺先生鞘書

古刀
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は一(吉岡一文字)としては最上傑作品にランクされる作品です。
最上研磨済み
ハバキ:銀一重
刃長:71.8センチ
反り:2.0センチ
目釘穴:4個
元幅:3.23センチ
先幅:2.09センチ
重ね:0.45センチ
時代:鎌倉時代末期
体配:鎬造りで踏ん張りが付き、腰反りが高く堂々とした作品
地鉄:小板目肌に杢目混じり総じて良く煉れ乱れ映りが現れる。
刃紋:丁字乱れの小丁字乱れが混じり、幾分小模様ながら
出入りがあって華やで足、葉よく入る。
小錵付き金筋、砂流が細かにかかり飛び焼きが入り匂口明るく冴える。

特徴:摺上げて茎下半に(一)在銘の太刀で吉岡一文字の作と鑑せられるものである。
吉岡一文字は福岡一文字に次いて鎌倉末期に栄えている。
福岡一文字の華やかさに比べて一般的に互の目乱れが目立ち逆がかったろ小詰むところが有る。
鎌倉時代の備前物の最も大きな流れは一文字と長船の兩派があり一文字派
以降南北朝にかけて福岡、吉岡、岩戸などの地に繁栄し多くの良工を輩出した。
この派が一文字と呼称される所以は茎に一の字を彫ることによるが銘は
一の字だけのものや、一の字の下に個銘を添えるもの、個銘だけのものがある。
吉岡一文字は鎌倉時代末期に活躍し代表工には助光、助吉、助茂、助次、助義などがおり
作風は福岡一文字派の名残のある大模様の乱れの出来のものを稀に見られるが
多くは乱れの中に乱れの中に互の目乱れが交じって小出来の作品となる。
本作は健全な作品で樋がなく鎬地もあるので当時の鎬地の地金も鑑賞する事が出来ます。
     
葵美術より一言:この太刀は小板目に杢目が混じり総じて良く練れた鍛えに
乱れ小互の目乱れが混じり、足、葉が良く入り匂勝ちに小錵が付き
金筋、砂流が盛んに働く。 吉岡一文字としては異例ともいうべき華麗に乱れた
丁字主調の刃紋を見せている点が特筆される。 強いて福岡一文字との相違点を挙げるとすれば
丁字の房が小いさ目であるところというべきであろうか。
一派の中でも助光あたりの作域を示しており出来が優れ、保存状態も良く加えて在銘である点も
貴重であります。私見ではこの作品は吉岡では南区福岡一文字と考えるが
等家延博物館では吉岡一文字と鑑定されている。 文面を見るかぎり
福岡一文字と見てとれる内容であり吉岡であればこの様な激しい丁字乱れはないと考えます。  
いずれにせよ在銘であり生の体配が見てとれる作品であるだけに
当時の華やかな一文字の華麗さを楽しむ事が出来ます。
あくまでも私の意見ですがこの作品は重要文化財国宝に匹敵する最上の作品といえます。
ご家庭の家宝として是非末永くご愛蔵ください。

第25回特別重要刀剣
葵美術評価鑑定書:全身押し形

価格: 19,500,000円(消費税、送料共)

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