太刀:備前国長船住近景 暦応二二年七月日(以下不明)(第46回重要刀剣)

ご注文番号:19357

太刀:白鞘入り、拵え付き(第46回重要刀剣)
銘:備前国長船住近景 暦応二二年七月日(以下不明)
鞘書:備前国長船住近景 暦応四年七 月日有し 尾張徳川家重代の一 刃長貳尺三寸六分有し 昭和壬子年秋日 寒山誌

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は備前国長船住近景としては最上作にランクされる作品です。

研磨済み
登録証番号:愛知県9375 昭和26年5月7日
はばき:金着二重
刃長:2尺3寸6分 71.515センチ
反り:5分 1.515 センチ
目釘穴:2個
元幅:2.59センチ
先幅:0.86センチ
重ね:0.63センチ
刀身重量: 555グラム
時代:南北朝初期 1341年(678年前)
体配:裏に備前国長船住近景 表に暦応二二年七月日とほぼ生無銘の刀で身幅、重ね尋常な反りやや深く付き切先の延びたほぼ生の作品。
地鉄:小板目肌に小杢目肌が交り地錵が良く付き映りが現れる。
鎬地:板目肌に杢目肌が良く見て取れる
刃紋:小錵出来、直刃、匂口が柔らかく小足が所々入る。
帽子:大きく丸く浅く返る。

特徴:近景は長光の門人で景光、真長、は同門であり作刀は鎌倉時代末期から南北朝時代初期の貞和まであり景光とはほぼ同年代に活躍する。
また景光とは同調の銘振りの物があるなど両者の関係は極めて密接であったと推察される。
その作風は景光に近似するものが有るが仔細に鑑すれば景光には見ないほどの錵が強い作品で三作帽子が一段と誇張される感じのものがある。

拵:太刀拵え
鍔:太刀鍔に家紋を高彫りし金の色絵をほどこす。
縁頭:鐺:その他の小道具は赤銅魚魚子地となる
鞘:黒石目地に家紋を高蒔絵をほどこす。
目貫:赤銅地で稲穂を高彫りし金の色絵をほどこす。

葵美術より一言:この太刀は板目に流れた肌を交えた肌に乱れ映りが立ち刃紋は小互の目乱れが交り小足が入り金筋、砂流がかかる等の作柄を示しており直刃調の穏やかな焼き刃に小錵が付き同工の特徴が看てとれまた逆鏨の銘字も掟通りである。
暦応年期の製作年期も同工研究には大変貴重である。
又ほぼ生の形態に鎬地に棒樋がない為鎬地の地金も良く観察出来板目と杢目の地金が時代の古さを感じさせる。
近景はほとんどが直刃出来か小乱れの作品が多くさらに裏銘のある作品は極めてまれでありますので貴重です。
なを鞘書には尾張徳川家の伝来であると寒山博士が記載されており大名物の作品として貴重さを更に感じさせられます。
ご家庭の伝来品として将来大切の保存して頂ければ幸いです。
大名登録といわれた作品付属されている太刀拵えは華美さは有りませんがしっとりとした見事な太刀拵と云えます。

葵美術正真鑑定書:重要刀剣 第46回
葵美術評価鑑定書:全身押し形

価格: 5,500,000円(消費税、送料共)

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