ご注文番号: 22268
刀: 白鞘入り(保存刀剣)
銘: 酒井一貫斎繁政(無鑑査刀匠)/昭和五十一年五月吉日
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は 酒井一貫斎繁政 としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
鎺: 金着一重
刃長: 76.2センチ
反り: 1.9センチ
目釘穴: 1個
元幅: 3.36センチ
先幅: 2.37センチ
重ね: 0.73センチ
刀剣重量: 955 グラム
時代:現代 昭和51年
体配:長寸で身幅が広く、重ね厚く、反りやや深くつき、鋒のびた体配の良い作品です。
地鉄:小板目肌良く詰んで地沸がつき綺麗な地鉄となる。
刃紋:沸出来匂口の深い互の目乱れとなり足良く働き明るく冴える。 刃中には金筋、砂流が良くかかり、帽子乱れ込んで小丸に返る。
特徴:酒井一貫斎繁政は酒井安次郎の三男として明治38年静岡県で生まれた。16歳で笠間一貫斎繁継の門人となり、その下で10年程の経験を積み、宮入昭平などと親しくなる。昭和7年に繁正と名乗り、翌年から靖国神社の日本刀鍛錬所で作刀を開始する。昭和16年繁正は陸軍受命刀匠となり、昭和19年には海軍受命刀匠にも認定された。戦後はしばらくの期間刀工としての仕事を断念したが昭和56年に日本美術刀剣保存会より無鑑査として認定された。数多くの名作を製作した後平成8年91歳で亡くなる。
葵美術正真鑑定書 保存刀剣鑑定書
全身押し形 鶴田文佳
価格: 700,000円(消費税、送料共)
商談中 HOLD