ご注文番号: 24142
刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)
銘: 無銘 (伝延寿)(朱書不明)
葵美術正真鑑定書 特別保存刀剣
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は無銘(伝延寿)としては上々作に分類されます。
鎺:素銅一重
刃長:68.9cm
反り:1.6cm
目釘穴:2個
元幅:2.93cm
先幅1.98cm
重ね:0.47cm
刀剣重量: 605g
時代: 鎌倉時代末期頃から南北朝期
体配: 大磨上無銘の刀で反り尋常で鋒が大きく伸びる。
地鉄:小板目肌つんで白気映りが現れる。
刃紋:沸出来直刃に小足が入り帽子大きく丸く返る。
拵:革一作 360g
縁頭: 銅に革を被せる
鐔: 木のような素材に革を被せ漆を塗る。
目貫: 筍図
特徴: 延寿は延寿太郎国村を祖として、鎌倉時代末期から南北長期にかけて活躍した肥後の刀工の一派で、国村、国時などがいる。
祖である国村は、来国行の孫と伝えられており、来派に作風が似るが、刃中の働きが穏やかな点などが相違点として挙げられる。
葵美術より一言: 刀身中程の棟に誉疵が二箇所ほどあります。
本作の拵は鞘から鐔、縁頭にいたるまで全て革に漆を塗ってできており、非常に軽量です。完成度が高く素晴らしい拵だと思います。
特別保存刀剣鑑定書
葵美術鑑定書
全身押し形
価格:1,050,000円