刀:(菊紋)高井越前守源来信吉

ご注文番号:19307

刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)

銘:(菊紋)高井越前守源来信吉
以南蛮鉄作之

鞘書:高井越前守源来信吉 添銘 以南蛮鉄作之 
蓋傑作の一 長貳尺貳寸八分有し
寒山(花押)

新刀:中上作:業物:摂津
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は高井越前守源来信吉としては 上々作にランクされる作品です。
研磨済み
登録書:昭和26年10月4日 初年度
ハバキ: 金着二重  
刃長:2尺2寸9分5厘 (69.54センチ)
反り:5分(1.5センチ)
目釘穴:2個
元幅:3.1センチ
先幅:1.87センチ
重ね:0.7センチ
刀身重量:650グラム
時代:江戸時代延宝の頃
体配:身幅が広め重ねやや厚く
反りのある切先が延びた体配の良い作品
地鉄:小板目肌よく詰んで地錵が付き綺麗な大阪地金となる。
刃紋:刃区より匂口の深い直刃、
その先匂口深く互の目乱れ、大互の目乱れとなる。

特徴:越前守源来信吉は、山城の刀工で信濃守信吉の三男で大阪に出て活躍する。
銘は越前守源信吉、入道源来信吉、高井越前守源来信吉などと切り銘の上部には菊紋を彫る。
当時流行した津田越前守助広、井上真改の匂口の深い直刃や濤乱刃が流行し
信吉もその流れに乗り見事な濤乱刃を焼く様になる。
助広とはやや趣きが異なり匂口の深い本作の様な互の目乱れが多く制作される。

拵:
鍔:楕円形の鉄鍔に文様を高彫りする。 一見すると天法鍔と思われる鍔
縁頭:鉄地に梅の家紋を高彫りし金の色絵をほどこす。
鞘:焦げ茶石目地鞘
目貫:赤銅地に箒の図柄を高彫りし金の色絵をほどこす更に鼠を赤銅地で描く

葵美術より一言:高井越前守源来信吉は恐らく当時著名であった津田越前守助広、
井上真改に私淑して同様な作品を製作したと考えられ、匂口の深い互の目乱れや
濤乱刃を焼き手癖としては大互の目乱れに砂流が良く入る特徴がある。 
中上作と評価がなされているが上作又は上々作に評価が出来る作品です。
飽きの来ない素晴らしい作品と言えます。 また拵えは派手さはありませんが真面目な拵えです。
南蛮鉄を使用し玉鋼と混ぜ合わせ、きら付いた特徴のある地金となります。
当時南蛮鉄は高価な輸入品であったと考えられます
出来の素晴らしい作品ですので是非御薦めしたい作品です。
 江戸時代延宝から元禄時代にかけて活躍した刀工です。

時代背景:江戸時代に入り平和な時代へと移り
町人文化が栄え日本刀の需要が激減した時代で
刀工達は食べていく為により華やかな作品を製作する為に
切磋琢磨した時代。
濤乱刃や刀身に彫りを入れてより華やかな作品を製作する様になり
それに追いつかない刀工は廃業の憂き目を見る。
見方のよっては厳しい時代背景がある。

特別保存刀剣鑑定書  
葵美術評価鑑定書:全身押し形

価格: 950,000円(消費税、送料共)

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