刀:越後守包貞(二代)

ご注文番号:15931

刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)

銘:越後守包貞(二代)

新刀:上々作:大業物:摂津
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は越後守包貞としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着一重
刃長:75.8センチ
反り:1.5センチ
目釘穴:1個
元幅:3.17センチ
先幅:2.30センチ
重ね:0.69センチ
時代:江戸時代延宝の頃
体配:長寸で身幅が広く重ね厚く反りやや浅く
切先が延びた寛永頃の体配をした作品
地鉄:小板目肌よくねれて地錵が付き
良く詰んだ大阪地金となる。
刃紋:刃区より直刃その先匂口の深い
互の目乱れ、濤乱刃となり刃縁柔らかく付き
刃中に砂流、金筋が良く働く。

特徴:二代越後守包貞は美濃国の出身とも高知の出身ともいわれ、
大阪に上り初代山田太夫包貞の弟子となり、後養子となり二代を襲名する。
作風は匂口の深い互の目乱を得意とし、同時期の津田助広、
井上真改に肉迫する高い技量を示し名品が多い。
中には助広に迫る傑作が見られる。延宝七年(1679)からは
越後守包貞銘を初代の実子山田岩松に譲り坂倉言之進照包と改名する。
初代よりも切れ味に優れ、大業物に指定されている。
棟の庵が高いのが特徴のひとつである。大変興味深いのは
包貞銘では殆ど裏銘がないが、照包銘では殆ど裏銘がある点である。
貞享元年(1684)迄の年紀作がある。本作は包貞銘であるので裏銘はありません。

拵:
鍔:木爪型赤銅魚魚子地に廻りを菊、牡丹、薄、藤などの花を高彫りし金の色絵をほどこす。
縁頭:四分一地に牡丹の図柄を高彫りし金の色絵をほどこす。
鞘:黒呂色鞘。
目貫:獅子の図柄を金で高彫りする。

葵美術より一言:この越後守包貞は長寸で身幅が広く
重ねの厚いしっかりとした作品で刃紋は濤乱刃となり明るく冴えている
二代越後守包貞は助廣より濤乱刃を学び、
その技術を完全に獲得した刀工として知られている。
誠に見事な濤乱刃です。拵えも良くできており目貫は金無垢と考えられます。
なおこの作品は藤代刀工辞典362ページの銘に酷似しておりますので
制作年代は延宝ころと言えます。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形

価格: 3,000,000円(消費税、送料共)

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