刀:豊州高田住藤原行長

ご注文番号:18226

刀:拵え入り

銘:豊州高田住藤原行長

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は豊州高田住藤原行長としては上作にランクされる作品です。
研磨済み
ハバキ:銀一重
刃長:74.2センチ
反り:2.2センチ
目釘穴:2個
元幅:3.2センチ
先幅:2.2センチ
重ね:0.7センチ
時代:江戸時代 万治の頃 1658年
体配:1cm程の摺上げがありますがほぼ生の体配で
身幅が広く重ねの厚いがっしりとした作品で
反り深く切先の延びた慶長新刀を思わせる刀。
綺麗な姿の良い作品鎬が高く鎬幅が広い。
彫り物:表に護摩箸とも思える樋を二本彫り
裏には刃区から30センチ程の太い樋を彫る
地鉄:小板目肌に杢目肌が混じり地錵が付き綺麗な肌合いとなる。
地にはいつ裏があらわれる。
刃紋:錵出来直刃基調に匂口やや深く刃区近辺、
中程に更に切先近辺の表裏に互の目乱れを焼く。

特徴:豊州高田住藤原行長は九州豊後の刀工で直刃出来が多く
特に江戸時代初期の作品は抜群の地金と澄んだ直刃出来で丁寧に制作されている。
隣国の肥前刀は鍋島藩の庇護の元に地方に陶器と同様に
輸出を試みた事で大きく発展を遂げた。阿蘭陀からやってくる貿易商から
南蛮鉄を購入し肥前刀に混ぜ合わせたと推測される。そして独特の地金を作り出す事に成功した。
一方、豊後刀はそれが出来なかったため尋常な地金で刀剣を制作する事となった。 
     
拵:
鍔:角張った円形の鉄鍔に雲龍の文様を彫る
縁頭:赤銅地に波の文様を彫る
鞘:黒石目地鞘の上部を刻みを入れた洒落た図柄の黒さや、
目貫:赤銅地で龍の文様を高彫りする。

葵美術より一言:本作の高田行長は地金が良く体配が素晴らしく慶長新刀の体配をした健全な刀です。
隣国の肥前とは恐らく一切の交流はなかったと考えられ茎に南蛮鉄と彫られた作品は見た事がありません。
しかしながら刃紋に関しては良く研究されていたと考えられ匂口の深い直刃は近江大掾藤原忠広や
初代の忠吉、河内大掾正広風の刃紋を焼いている。特に豊後刀は初期の作品に名品があり
時代が下がるにしたがって質が悪くなる傾向があり人気も下がって来ます。

葵美術鑑定書:全身押し形

価格: 500,000円(消費税、送料共)

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