刀:薩摩奥大和守平朝臣元平

ご注文番号:18565

刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)

銘:薩摩奥大和守平朝臣元平
寛政二戌春           
                      
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は平朝臣元平としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着一重
刃長:71.4センチ
反り:1.6センチ
目釘穴:1個
元幅:3.07センチ
先幅:2.1センチ
重ね:0.52センチ
時代:江戸時代末期 寛政2年 1790年
体配:身幅、重ね尋常な反りやや深く付き
切先が延びた体配の良い作品です。
地鉄:小板目肌よく詰んで地錵が良く付き
地景が良く張り荒錵が付き黒味のある薩摩独特の強い地金となる。
刃紋:錵出来、匂口の深い互の目乱れに尖り互の目乱れが混じり
刃中、砂流、金筋が盛んに働く。
帽子乱れ込んで匂口深く先尖り御頃に返る

特徴:薩摩は島津家の庇護の元、多くの名工を輩出した。
元平は薩摩新々刀前期を代表する刀工。薩摩の藩工奥元直の子として
延享元年(1744)に生まれた。安永六年(1777)に父を亡くし家督を相続した。
鍛刀は父に学び天明五年(1785)には「薩藩臣奥元平」と銘を切ることを許された。
寛政元年(1789)十二月に伯き守正幸と同時に受領、
大和守を受領し寛政二年から「奥大和守平朝臣元平」と銘を切っている。
文政九年(1826)七月に八十三歳で没する。門人に角元興、名古屋の青木元長がいる。
二人の弟、元武、元安も優れた刀工で元平との合作銘の作品を残している。
江戸時代後期には幕府及び薩摩藩が武術を大いに奨励したこともあり、
薩摩藩武道が隆盛した。野太刀白顕流を命名した兼武の父が
兼富(寛延元年、1748~寛政十年、1798)と言う人物で有るが本作との関連は定かではない

拵:
鍔:円形の真鍮地に赤銅、金を使用して風景を高彫りする。 
長閑な雰囲気のある作品です。
縁頭:真鍮地に赤銅、金を使用して風景を高彫りする。 
長閑な雰囲気のある作品です。
鞘:小豆色鞘
目貫:赤銅地に人物を高彫りし金の色絵をほどこす。

葵美術より一言:薩摩で最も評価される刀工の一人として元平が上げられます。  
特に地金が良く練れて地景が入り黒味のする地金は独特で
刃紋は相州伝を焼き切先も乱れ込んで相州大志津を思わせる作品が多い。
本作は地金全体に大粒の地錵が付き地景が激しく入る強い地鉄で
刃中の働きが砂流、金筋が表れている。
なお元平、正幸、等は皮金が厚いのでかなり錆びた刀でも芯鉄に
達する前にその錆を取り去る事が出来る傾向が強いのです。 
かつて大きく錆びて助からないと考えていた刀を研磨してもらった所
完全に錆を取り去る事に成功した事がありました。

時代背景 寛政の改革 天明7年から寛政5年  
田沼意次が失脚した後に松平定信は緊縮財政、
富貴の取り締まりなど幕府の財政の安定を施策を行ったが
さしたる効果がみられなかった。  
ウイキペディアより引用 

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形

価格: 2,100,000円(消費税、送料共)

商談中 HOLD



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