刀:肥後國同田貫宗広/明治二年三月日

ご注文番号:18503

刀:白鞘入り、拵え付き (特別保存刀剣)

銘:肥後國同田貫宗広
明治二年三月日

新々刀:良作:肥後                            
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は上々作としてはにランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着二重
刃長:67.0センチ
反り:1.5センチ
目釘穴:2個
元幅:2.95センチ
先幅:2.0センチ
重ね:0.8センチ
時代:明治2年(1869)
体配:身幅。重ね尋常で反りやや浅く
切先やや延びた体配の刀。
地鉄:板目肌よく練れて肌立ち地錵が付き地景が入り
地肌の様子が良く見て取れる。
刃紋:小錵出来に匂出来が混じり直刃となり
足、葉が盛んに働き古作写しの傑作

特徴:肥後國同田貫宗広の祖先は室町末期の同田貫一派で
その後江戸時代に入りやや途絶えたが
江戸時代末期に田貫宗広を中心に復活する。

拵:
鍔:円形の鉄鍔に耳を赤銅地で覆輪をほどこし
岩に立つ老僧が景色を眺める図を高彫りし金の色絵をほどこす。
縁頭:赤銅魚魚子地に牡丹、蝶の図柄を高彫りし金の色絵をほどこす。
鞘:変わり塗り鞘
目貫:7.6cmと長い目貫で図柄を高彫りし金の色絵をほどこす。
裏は銀地、中程に魚籠と思われる図柄が見えるが画題は不明

葵美術より一言:地金が良く刃紋も直刃出来で小足が良く入り
古作鎌倉時代の作品に良く似る。
小山延寿太郎藤原宗広、肥後同田貫上野介十代孫延寿太郎宗広作などと銘を切る。
地鉄も同田貫を思わせるやや肌目が良く見て取れる作品ですが
荒れた部分は無く江戸時代末期の作風を感じさせます。 
やがて明治時代初期の廃刀令によって業務を廃業しなければならなかったのは
無念であったろうと感じさせられます。80才くらい迄生存しており78歳に
刀を制作した作品を残しており、当時としてはかなり長命であったと考えられます。 
肥後同田貫の流れを汲んだ最後の刀匠です。
出来が良く又拵えもしっかりとした作品ですのできっとご満足頂けると思います。

時代背景:明治9年3月26日(1876年)に廃刀令が発せられた。 
陸軍卿山県有朋の主張に基づく士族の特権廃止方針の一環で、神風連の乱を誘発した。
又廃刀令によって薩摩では反乱が発生し熊本に戦いがおこり更に西南戦争へと
移って行くのです。数多くの刀工が農機具や他の仕事に活路を求めて右往左往した時代なのです。

葵美術評価鑑定書:特別保存刀剣鑑定書
全身押し形

価格: 800,000円(消費税、送料共)

ご注文はこちら



当店では日本刀・脇差・短刀等の刀剣の買い取りや、委託販売、刀の下取りも行っています。
「委託販売について」、及び「刀の買い取りについて」をご参照下さい。
電話:03-3375-5553 お問合せフォーム
ページトップ ご注文フォーム お問合せ