刀:肥前国住近江大掾藤原(以下切)(忠広)(二代)

ご注文番号:11094

刀:白鞘入り、拵え付き(保存刀剣)(拵え:特別貴重刀装具)

銘:肥前国住近江大掾藤原(以下切)(忠広)(二代)

新刀:上々作:大業物:肥前                                
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は近江大掾藤原忠広としては上々作にランクされる作品です。
上研磨済み
はばき:銀一重
刃長:62.4センチ
反り:1.2センチ
目釘穴:2個
元幅:3.0センチ
先幅:2.2センチ
重ね:0.65センチ
時代:江戸時代寛永
体配:約8cm程の摺上げられた作品で
身幅やや広く重ね尋常な反りの浅い切先ややのびた刀
地鉄:小板目肌実に良く詰んで地錵が付き映りが現れる。
鎬地;小板目肌よく詰む
刃紋:錵出来直刃、匂口やや深く中直ぐへを綺麗に焼き上げる
帽子:大きく丸く返る。

特徴:忠廣は肥前の刀工で、初代忠吉の実子。本名を橋本平作郎といった。
父の没した後の寛永十年紀からの作刀が見られ、寛永十八年(1641年)に
二十九歳の時、近江大掾を受領。受領後の正保、慶安頃が最盛期であったといわれる。
終生忠吉銘は襲名せず、忠廣と銘した。
藩より屋敷と切米二十石を拝領し肥前刀の高揚に務めた。
作刀期間は約六十年と長く、長寿であった為作品数は多く作風も多彩である。
元禄六年(1693)八十歳にて没した。切味が良く、大業物に指定されている。
就中地鉄の精美な点では肥前刀随一といわれ、父忠吉に次ぐ名工との評価が高い。

拵:特別貴重刀装具
鍔:円形の鉄鍔に龍を高彫りし金の色絵をほどこす。
縁頭:鐵値に波の図柄を高彫りし金の色絵をほどこす。
鞘:焦げ茶色に文様を刻む
目貫:赤銅地に文様を高彫りし金の色絵をほどこす。

葵美術より一言:本作は多少の摺上げが惜しまれるが
明るく冴えて実に素晴らしい小糠肌となり淡い映りが現れる。
一般的に近江大掾藤原忠広は映りは現れませんが
淡い映りが表れ一見すると古刀の延寿にも見てとれる品格のある名品と考えます。
当時長寸であった刀をご自分の身体に合わせて拵えを制作したと考えられます。
拵えも良く出来ております。

葵美術評価鑑定書:保存刀剣鑑定書
拵え:特別貴重刀装具
全身押し形

価格: 700,000円(消費税、送料共)

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