刀:粟田口一竿子忠綱 入道彫同作/正徳五年二月吉日

ご注文番号:18581

刀:白鞘入り、拵え付き(新刀大鑑所載475ページ)(特別保存刀剣)(拵え:特別保存刀装具)

銘:粟田口一竿子忠綱 入道彫同作
正徳五年二月吉日  

新刀:上々作:良業物:摂津 
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は粟田口一竿子忠綱としては上々作にランクされる作品です。
上研磨済み
はばき:金着二重
刃長:71.1センチ
反り:1.8センチ
目釘穴:1個
元幅:2.96センチ
先幅:2.22センチ
重ね:0.68センチ
刀身重量:770グラム
時代:江戸時代、正徳五年(1716年)
体配:身幅、やや広く重ねしっかりと反りが深く付き
切先が延びた体配の良い姿をした作品で
表に濃密な剣捲龍を彫り裏には草の独鈷宝珠火焔梵字の地彫
地鉄:小板目肌よく練れて地錵が付き綺麗な精良な地金となる。
刃紋:錵出来互の目乱れ匂口が深く
足、葉が柔かく働き大互の目乱れ、濤乱刃風となる。
帽子、ほぼ丸く匂口深く返る。

特徴:粟田口一竿子忠綱は刀身彫りの名人で大阪住藤田通意から学ぶ。
粟田口一竿子忠綱には必ず彫り同作と入れ出来の良さを誇る。
江戸時代元禄期頃の摂津の刀工で二代近江守忠綱。
新刀上々作にして良業物。氏は浅井氏で、通称は「万太夫」と伝わる(万太夫銘の作はない)。
「一竿子」は号で、寳永、元禄頃の刀身彫りが施されている作の銘に主に使われている
 鎌倉時代の刀工である京の粟田口国綱の末裔を名乗り、父である忠綱が大阪へ移住。
初代忠綱は近江守を受領。弟子に長綱がいる。二代忠綱も父と同じく近江守 を受領する。
よって、父子で「粟田口近江守忠綱」を刻銘する。
初代の晩年作には二代と銘ぶりが似ているものもあり、二代の手が加わっているものと考えられ ている。
初代と二代の銘の主な違いは「栗」と「綱」にあり、「西」と「糸」が異なる。
二代の初期には初代と似た作風である足長丁子を焼き、
元禄頃から津田越前守助広に私淑した涛瀾乱れや、沸匂深い井上真改風の直刃を焼き、
自身彫りを見る。刀身彫りには従来からある剣巻龍だけでなく、
梅倶利伽羅や鯉の滝登り等、元禄の華を感じさせる濃密な彫りのある作品が多い。
彫り物がある場合は、必ず茎に「彫同作」、「彫物同作」等と添銘を切る。

拵え:半太刀鞘:焦げ茶色
鍔:厚手の木爪型型鉄鍔に波上の耳を立ち上げ
表に巻物と水車の図柄、裏には鬼の図柄を彫る 
森川氏で清寿の門人江戸芝に住し独特な作を製作する。 
江戸時代 師匠の晩年に似る。政景 花押
鞘:変わり塗り鞘
縁頭:赤銅魚魚子地に家紋を高彫りし金の色絵をほどこす。
泉秀寿泉氏で英秀と秀知の門人で青龍才秀寿称し
江戸に住む 江戸時代後期。
目貫:赤銅地に金で十文字を象嵌する。
鐺:赤銅魚魚子地に家紋を高彫りし金の色絵をほどこす。

葵美術:本作は二代粟田口一竿子忠綱の彫り同作の最上の出来の作品です。
刀剣愛刀家の最も好まれる作品で彫同作と茎に彫り、
刀身に濃密な彫りを入れる作品でなければなりません。
本作は刀剣大鑑の475ページに所載されている作品で銘には入道と彫られている。
恐らく入道と銘を入れたのは、私の知る限りではこの一振りのみと
考えられ極めて貴重と言えます。
拵えはで清寿の門人の政景を使い出来の良い小道具を使用して豪華な拵えです。
是非御薦めしたい見事な彫りである粟田口一竿子忠綱の彫り
同作のめったに出てこない又入道銘の傑作であり、拵えも評価の出来る作品です。

特別保存刀剣鑑定書
拵え:特別保存刀装具
葵美術評価鑑定書:全身押し形

価格: 7,500,000円(消費税、送料共)

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