刀:笠間一貫斎繁継作之 頭山満翁邸内

ご注文番号:15463
刀:白鞘入り (保存刀剣)
銘:笠間一貫斎繁継作之 頭山満翁邸内
昭和13年2月吉日 酒井一貫斎繁政彫之 昭和四十九年八月吉日
鞘書:頭山満翁邸内 笠間一貫斎繁継作之 酒井一貫斎繁政彫之出来傑し彫も又見事也可然珍重大吉哉 2尺4寸9分8厘有 悟山蔵
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は笠間一貫斎繁継としては上々作にランクされる作品です。
上研磨済み
はばき:金着一重
登録証番号:
交付年月日:昭和28年6月17日
刃長:75.7センチ
反り:1.9センチ
目釘穴:1個
元幅:3.59センチ
先幅:2.96センチ
重ね:0.65センチ
時代:昭和13年 (1938年)
体配:身幅3.6cmと広く重ね尋常な反り深く大切先となった堂々とした作品で表裏に春日大明神と八幡大菩薩と彫りその先棒樋を彫る。
地鉄:小板目肌良く詰んで地錵が付き綺麗な地金となり細かな地景が現れる。
刃紋:錵出来丁字乱れに足が良く刃入り帽子乱れ込んで先尖りごころに返る
特徴:笠間一貫斎繁継は本作は笠間一貫斎繁継が頭山満邸内で作刀した、身幅が広く重ね尋常な兼光を写した渾身の刀。一貫斎繁継は本名笠間義一。伯父宮入一貫斎繁寿、のち森岡正吉の門。明治十九年(1886年)静岡に生まれ、明治三十六年(1903年)上京し笠間頭山邸内常盤松刀剣研究所で鍛刀、のち主任刀匠。宮内省御刀係拝命、日本東部鍛練刀工業組合副理事長、東京赤坂日本刀伝習所師範、帝展最優位入選。数々の献上刀を作成した。昭和四十年(1966年)八十歳にて没する。
日本刀鍛法の復旧伝承に務め、のちに繁継の女婿となった塚本起正、人間国宝となった宮入昭平等の師としても知られる現代の名工の一人である。特に彫りのある刀は評価される。
本作は笠間一貫斎繁継が制作した刀に弟子である酒井一貫斎繁政が彫りを入れた作品です。
師より「繁」の一時をもらい「繁政」と称し師匠の繁継の強い絆を感じさせられます。師匠が制作した刀に弟子が後になって彫りを入れた作品です。 身幅が広く反りが深く大切先の兼光写しの傑作刀です。
時代背景 昭和13年2月: 石川達三「南京従軍記著 生きている兵隊」掲載誌中央公論3月号が発禁処分を受け、石川達三と編集者は検挙される。
昭和13年3月13日ナチスドイツがオーストリアを併合。
昭和13年5月5日 国家総動員法が施行された。
保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形
オークション開始価格:1,700,000円(消費税、送料共)

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