刀:石堂運寿是一/文久二年八月日(第49回重要刀剣)

ご注文番号:15805

刀:白鞘入り、拵え付き(第49回重要刀剣)

銘:石堂運寿是一        
文久二年八月日

鞘書:石堂運寿是一  文久二年紀 佳作  二尺参寸  勲山先生

新々刀:上々作:武蔵
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は石堂運寿是一としては最上作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着二重
刃長:2尺3寸(69.7センチ)
反り:4分(1.2センチ)
目釘穴:1個
元幅:3.1センチ
先幅:2.36センチ
重ね:0.79センチ
時代:江戸時代末期
体配:身幅が広く重ね厚く反りやや深く大切先となる。
地鉄:小板目肌実に良く詰んで地錵が付き、綺麗な地肌となる。
刃紋:錵出来匂口深く互の目乱れに丁字乱れが混じり
刃中、砂流、金筋が入り
帽子乱れ込んで匂口深く尖りごころに返る

特徴:石堂運寿是一 石堂藤原是一は藤原是一は米沢の刀工で加藤綱俊の甥。綱俊に学び、
江戸に出て六代重二郎是一没後に家を継ぎ、七代目となった。
是一の系統では最も技量の優れた刀工と評価が高い。
天保十四年(1843)九月浜御殿に於いて鍛刀した功績で生涯五人持を賜わり、
葵の紋を茎に切る事を許される。更に文久元年(1861)上杉家より生涯一人持二名被下。
明治初年(1867)には高橋長信らと共に新政府の召に応じた。
松軒元興、勝村徳勝らの門人がおり合作銘も何本か存在する。
明治二十四年(1891)七十五歳まで生存したという。
相州伝と備前伝のかかった相伝備前が得意で、技量の高さには定評があり、
数多くの作品が重要刀剣に指定されている。
幕末には国内が二分に分かれて戦う時代背景があり
この様な時期に一世一代という気概を持って製作されたこの作品を、是非御愛蔵頂ければと考えております。
本作は幕末という事で乱世の時代となり刀も直ぐに使用出来る為に茎を長くする傾向があった。
抜群の地金と丁字乱れの見事な作品です。

拵:
鍔:木瓜形の赤銅鍔に網代模様と桐の図を彫る。
縁頭:赤銅地に馬の図を高彫りする。
鞘:黒呂色鞘
目貫:馬の図を高彫りする。金無垢と思われる。

葵美術より一言:石堂運寿是一は恐らく新々刀の中で最も卓越した刀工の一人で
特に相伝備前の作風には定評のある刀工です。本間薫山先生の鞘書に佳作と書かれておりますが
先生は滅多にか作とは書きませんので、この刀をかなり高く評価したと云えます。
本作は初代の武蔵大掾是一を写して一文字を焼き上げ、更に相伝を混ぜた。独特の相伝備前を見事に
焼き上げて成功しております。まさに優れた作品で是非御薦めしたい作品です。

この刀が制作された年代:
歴史背景:明治22年8月21日 (1896年) 生麦事件が発生する。  
薩摩の島津久光の行列を横切った英国人を斬棄する。

第49回重要刀剣
葵美術評価鑑定書:全身押し形

価格: 4,200,000円(消費税、送料共)

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