刀:石切剣箭大神御太刀以余光鉄 (月山貞勝)

ご注文番号:AS18262

刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)(拵え:特別保存刀装具)

銘:石切剣箭大神御太刀以余光鉄 (月山貞勝)
昭和十四年八月吉日 石切境内精錬月山作          

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は月山貞勝としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:銀月山はばき
刃長:67.4センチ
反り:2.6センチ
目釘穴:1個
元幅:2.90センチ
先幅:2.17センチ
重ね:0.64センチ
時代:昭和14年
体配:身幅、重ね尋常な反りが深く付き切先の延びた体配の良い刀
地鉄:小板目肌よく練れて地錵が付き綺麗な地金となる。
刃紋:錵出来互の目乱れ足良く入り匂口が深く
刃縁柔らかく刃中、砂流.金筋が働く
帽子、丸く匂口深く返り砂流、金筋が働き
先、掃掛となり鎬地に焼が所々入る。

特徴:月山貞勝(月山英太郎)は大正期から昭和初期にかけての日本刀匠を代表する名匠。
明治ニ年(1869)生まれ。初代月山貞一の息子。父の名声が高く明治末年から
大正初期、四十代迄の自身銘の作は少ないが、
父貞一の没後である大正十年代からは、多くの作品がその技量を遺憾なく発揮した素晴らしい物である。
宮内省の皇室御用達の刀、伊勢神宮への奉納刀、多くの下賜刀を鍛え、
その作刀態度は厳しく真摯なものであったという。清浄な場所で清浄な心で刀を鍛えるという信念から、
昭和十年(1935)に鍛練場を吉野山に移した。
実子のニ代月山貞一、愛媛の高橋貞次の二人の人間国宝をはじめ、多くの名工を育てた。
作風は逆がかった丁字乱れ、綾杉肌鍛などを得意とし、相州伝、備前伝、大和伝、
等全てこなす伎倆の高さは驚く程である。特に綾杉肌と言われる月山肌は
鎌倉時代からの伝統を受け継ぎ現代に至る迄継承されている。
また彫物にも非凡な才能を発揮した。昭和十八年(1943)十二月二十四日、七十四歳で没。

拵:特別保存刀装具
鍔:太刀鍔で鉄地に耳を立ち上げ網代の文様を彫り
中に角型に線をやや広く金と銀で筋模様を描く
縁頭:赤銅石目地に家紋を金で描く
鞘:黒呂色鞘に文様を高彫りする。
目貫:大振りの目貫に這龍を高彫りする。 金無垢とも思われる
鐺:赤銅魚魚子地石目地に廻りを金で彩る

葵美術より一言:この作品は月山貞勝が
昭和14年8月に大阪にある石切劔箭神社に於いて太刀を制作
した時の余鉄でさらにこの刀を制作されました。
通常制作する月山貞勝の作品より地金が精良に詰み
相州伝を意識して制作した為実に良い地金となっております。
特に刃中の働きが横溢で切先のはもんは激しさを感じさせます。
拵えは見事な半太刀拵えで状態も良く素晴らしい
本作の月山貞勝は石切神社で制作された太刀の余鉄を以て
制作された極めて貴重な作品で月山貞勝
が境内で精錬したと茎に彫られた作品で珍品の作品です。
其のため特別保存刀剣に合格しております。
刀身と拵えに特別保存刀剣、特別保存刀装具が付いております。
素晴らしい作品で珍品である月山貞勝の作品を是非御薦め致します。

特別保存刀剣鑑定書
拵え:特別保存刀装具
葵美術評価鑑定書:全身押し形

オークション開始価格: 1,850,000円(消費税、送料共)

落札者あり



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