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お知らせ

刀:無銘 (来国光)(第68回重要刀剣)

ご注文番号:24034

刀:白鞘入り(第68回重要刀剣)

銘: 無銘 (来国光)

鞘書:第六十八回重要刀剣指定
城州来国光 大擦上無銘也 
身幅廣目・中鋒の剛ひ形態を呈し地沸を微塵に敷く小板目鍛へに品良き中直刃を焼き
小沸付き匂口明るく冴え小丸帽子に結ぶなど清雅の趣を醸す優品而同工中伝統的な作域を示す者と把握さる
刃長二尺二寸九分有之
歳申弥生 探山識(花押)

中古刀:最上作:山城
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は としては 最上作 にランクされる作品です。

鎺:金着せ二重
刃長:69.6cm
反り:1.2cm
目釘穴4個
元幅:3.06cm
先幅:2.15cm
重ね:0.59vcm
刀剣重量:685g
時代:鎌倉時代元弘1311年 鎌倉時代末期
体配:大擦り上げ無銘で身幅が広く、重ね厚く、
表裏に棒樋を彫り、鋒が伸び心に体配の良い作品で棒樋は掻流す。
地鉄:小杢目肌よく練れて淡い映りが現れ、精良な山城の最高な地鉄となる。
刃紋:匂口の深い直刃に小足が柔らかく入る。働き帽子、軽く乱れて小丸に返る。

特徴:来とは刀工の流派名であり山城に居住の国吉から国俊、国光と続く名工の家柄であ
るが国行は元異国の胴細工人であったと言われている。 優れた人物であったので朝廷から来という姓を頂戴されたと言われております。上代には高麗からの帰化人が非常に多く高麗ばかりではなく中国からも多くいたと言われています。
元々鉄や銅製品に関しては彼らの技術力が高く日本に来たときはかなり優遇されていたのではないかと思います。
山城は京都でありその地では最良の地鉄を日本刀として製作していたこともありこれは来一派の技量や能力が格段に優れていたと考えられます。 中国からの襲撃に高麗から逃れてきたとも言われており、技術の優れた彼らを優遇したと言われております。

葵美術より一言:この作品には朱銘で過去本阿弥花押で朱銘があったためそれを消して無銘として鑑定を(68回)だしこの度重要刀剣に指定された作品です。
この時の重要審査は非受に厳しかったとされております。
まさに地鉄の良さと柔らかな直刃に小足が」入り
匂口の深い見事な出来をしております。
見れば見る程地鉄の良さと刃紋の深ささらに帽子の健全さを認めることができます。是非お勧めしたい作品です。

第68回重要刀剣
葵美術鑑定書
全身押し形

価格 5,500,000円(消費税、送料共)

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