刀:無銘(古三原)

ご注文番号:19115

刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)

銘:無銘(古三原)

古刀:
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘(古三原)としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
ハバキ:金着二重
刃長:70.2センチ
反り:1.8センチ
目釘穴:5個
元幅:3.18センチ
先幅:2.24センチ
重ね:0.58センチ
時代:鎌倉末期から南北朝
体配:大摺上げ無銘の刀で身幅が広く重ね厚く
がっしりとした作品で反り深く切先が大きく
延びた体配の豪壮な出来。
地鉄:板目肌の杢目肌が混じり地錵が良く付き
肌目が良く見て取れ黒味のする北国の地金で淡い映りが現れる。
差表の物打付近に針で突いた様な錆があり、その周辺に多少の擦れ瑕がございます。
刃紋:錵出来直刃、小足が良く入り匂口柔らかく帽子丸く先、掃掛となる。

特徴:古三原は鎌倉時代末期より南北朝期にかけて、備後國三原の地に繁栄した刀工の総称で、
正家、正広らはその代表工であり、一派の流れは室町末期に及んでいる。
この地方には東寺や蓮華王院など大和中央の社寺の荘園が多く、三原派の作風に大和気質が窺えるのは
こうした畿内中央との交流によるものと推測される。その作風は前述の如く、
大和気質が色濃くあらわれるものであるが、大和本国の物に比べては地刃の沸が弱いのが一般的で、
鍛えには白け映りが立ち、まま板目の中に杢が目立って肌立ち、また匂口がしまりごころとなり、帽子も穏やかなのが特色と言える。
この刀は身幅が広く重ねが厚めで、中切先が延び心となった手持ちの重い頑健な造り込みを呈し、
板目に杢や少しく流れた肌合いを交えてやや肌立つ鍛えに、白気映りが立ち、
刃紋は匂口柔らかく直刃を基調として小互の目等が交じり、小沸が付き、刃縁がほつれる等
古三原の特色を良くあらわしている。また帽子は頻りに掃きかけて、刃縁も働いており、
ここにも大和気質が色濃く示されているが、とりわけ返りがやや長めとなっている点には、
一派の特徴が窺われ、覇気の感じられる作柄に仕上がっている。
健全にして出来が良く刃中には細かな働きも見て取る事ができる。刃長、元幅、重ね共に整って姿が良い。

拵:
鍔:木爪型鉄鍔に雲と思われる図柄を高彫りし
金の色絵を布目象嵌をほどこす。若芝鍔
縁頭:鉄地に文様を金で色絵をほどこす。
鞘:朱と黒の石目地に印籠刻みと通常の刻み鞘をほどこす。
目貫:金無垢?で伊勢エビの図柄を高彫りする。
小柄:鉄地に矢と矢の根と文を高彫りし金の色絵をほどこす。
特に矢に文を付けた作品は極めて珍しく興味が尽きません。
小刀:河内守国助と銘がある。

葵美術より一言:本作の古三原は豪壮な体配で長く
愛刀家で大切に保存されてきました。
体配が豪壮でしっかりとした作品ですので是非お求めください。
拵えもしっかりとしたあ出来の良い作品で瑕等はございません。

特別保存刀剣鑑定書 
葵美術評価鑑定書:全身押し形

価格: 1,500,000円(消費税、送料共)

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