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お知らせ

刀:無銘(当麻)(第53回重要刀剣)(拵え:保存刀装具)

ご注文番号:24139

刀:白鞘入り、拵え付き(別売り)(第53回重要刀剣)(拵え:保存刀装具)

銘:無銘(当麻)

鞘書:第53回重要刀剣 和州当麻
大擦上無銘也 古来本阿弥家では大和物と鏨し地刃に沸が強調され相州伝を加味したる感の出来の者を大和五派中
当麻派と極はむる慣わし有之。本作は板目が処々流れ地沸厚く地景入る温潤で晴れやかな肌合いに直調浅くのたれて互の目交える刃を焼き足入り匂深で沸豊かに荒目交じり喰違刃湯走金筋など加わり大丸帽子より正に大和伝に相州伝の融合したる感ありて同派鏨は妥当かつ出来発色なり。刃長二尺二寸七分余有し 探山誌

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘(当麻)としては 最上作 にランクされる作品です。

鎺:金着一重
刃長: 68.9cm
反り:2.0cm
目釘穴:2個
元幅:2.8cm
先幅2.1cm
重ね:0.6cm
刀剣重量:590g
時代:鎌倉時代末期から南北朝初期
体配:、反りが深く鋒が伸びた大磨上無銘の刀に樋と添樋を彫る。
地鉄:板目に柾目がよく混じり地景が入る。
刃紋:沸出来直刃にのたれが混じり、互の目が混じり、二重刃が入り帽子柔らかく丸く返り、その先掃掛ける。

特徴:当麻は鎌倉時代後期から南北朝期にかけて大和で活躍した刀工の一派で、国行を祖として伝えている。当時の大寺院は大きな力を持ち、僧の武装も行われていて、大和伝の刀工たちは各寺院に所属していた。当麻派の鍛治は当麻寺に所属していたとされる。一派には在銘品は少なく、多くは無銘極めとなっている。国行の在銘品は板目ごころに鍛えが良く練れていて、直刃調の沸ずいた刃紋に砂流のかかった比較的穏やかな作風であるが、これに対して当麻派は激しく沸付き金筋がよく入り、相州物を思わせるような出来が多い。
当麻は柾目肌ばかりでなく板目肌もあり綺麗な地鉄と地景の入った品格のある板目の作賓もああります。

拵え:(保存刀装具)
鍔:円形の鉄鍔に雲龍図
鞘:黒石目地塗雲龍蒔絵鞘
総金具:雲龍図

葵美術より一言:この素晴らしい地鉄は一体どこから製作してしたのか不思議に思います。よく練れた刃紋に数段に優れた緻密な地鉄、に精良な刃紋がよく働く。 是非お勧めしたい見事な波紋です。
是非お勧めしたい作品です。 田野辺先生の鞘書きをご覧ください。

第53回重要刀剣
拵え:保存刀装具
葵美術鑑定書
全身押し形

価格:
刀、白鞘入り:3,300,000円(消費税、送料共)
拵えのみ:3,000,000円(消費税、送料共)

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