刀:無銘(延寿)

ご注文番号:AS20012
刀:白鞘入り、拵え付き(第64回重要刀剣)
銘:無銘(延寿)

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 無銘(延寿) としては最上作 にランクされる作品です。
最上研磨済み
はばき:金着と赤銅の二重はばき。
刃長:64.1センチ
反り:1.8センチ
目釘穴:2個
元幅:2.88センチ
先幅:2.11センチ
重ね:0.64センチ
刀身重量: 610グラム
時代:鎌倉時代末期頃 1326年
体配:大摺上無名で身幅、重ね尋常な反りが深く付き切先が伸びる
地鉄:小杢目肌に小板目肌実に良く積んで細かな地錵が良く厚く付き
地景が細かく入る。地には淡い映りが現れる。
鎬地:地鉄と同様に良く積んで小板目肌となる。
刃紋:錵出来直刃に小足に葉が柔らかく入り
金筋が働く。 帽子丸く先、焼き詰めとなる。

特徴:延寿派は山城の刀工来国俊の門人と伝える国村を祖として
鎌倉時代末期から南北朝時代にかけて栄え、南朝の忠臣菊池家の
抱え工であったとして名高い。菊池家の衰退と共に戦国末期まで続いた。
国村、国資、国吉、国泰、国信等殆ど時代を同じくして同名数代あり、
二字銘が多い。細鏨にクニ構の中、右の方が丁度耳形にきるのが一派の見どころである。
直刃を主体として僅かに直刃調の乱刃もある。
この刀は地刃の出来、銘共に典型作の一つである。鎌倉時代の姿を現在に伝える貴重な作。
本作は良く練れた地金が見て取れ体配の良さも素晴らしく古刀然
とした所が好ましい。一見すると来一派の國光を思わせる風情ある作品で
最上級の地金をした重要刀剣の延寿に指定された見事な作品です。 
特に研磨が素晴らしく品格のある地鉄は延寿の中でも高い位置を示す傑作刀です。

拵:
鍔:赤銅地 魚子仕立てに耳の部分には龍の図柄を金で鍍金をほどこす見事な出来
縁頭:赤銅地 魚子仕立てに秋草と秋虫の図柄を金で鍍金をほどこす。
鞘:黒石目地差やに秋草と秋虫の図柄を金で色絵を両面にほどこす。
目貫:赤銅地に秋草の図型を高彫りし素銅と金で色絵をほどこす。
栗方:赤銅地 で獅子の図柄を高彫りし、金色絵をほどこす。

葵美術より一言:かなり多くの延寿を見てきましたが
本作の延寿は抜群の地金の良さで鎬地も同様です。
かなり有名な研磨師によって地金が引き出されたと思います。  
大変上品で格調の高さが感じられ傑作刀として評価されます。  
拵えは秋草と秋虫に統一され、かなり高禄を食む大名か
高級武士の豊かさを見せた差料であったと考えられます。
是非この見事な刀と拵えを是非お薦め致します。

第64回重要刀剣 第64回
葵美術評価鑑定書:全身押し形

オークション開始価格: 2,300,000円(消費税、送料共)

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