刀:無銘(千手院)

ご注文番号:19485
刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)

銘:無銘(千手院)

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘(千手院) としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
刃長:68.9センチ
反り:1.9センチ
目釘穴:2個
元幅:3.05センチ
先幅:1.94センチ
重ね:0.66センチ
時代:鎌倉時代末期から南北朝時代初期
体配:身幅、重ね尋常な体配の良い刀。
地鉄:板目肌に杢目肌が混じり地錵が付き
映りが現れ精良な地金となり、鎬地も同様な板目肌に杢目肌が交じる。
刃紋:小錵出来直刃を基調として小足が入り
匂口が深く刃縁が柔らかく品格のある刃紋となる。
刃中、細かな砂流、金筋が働く。
帽子:のたれ込んで先掃掛となる。

特徴:千手院派は奈良東大寺の子院である千手院に所属した刀工群で、二つの派があり、仁平(1151)頃の行信を祖とした行吉、吉行、有行、行正等の一派と、仁安(1166)頃の重弘を祖とした重永、重村、安村、重久等の一派があった。鎌倉時代初期以前を古千手院という。行信系の定重、信真、家宗等と、重弘系の金王、力王、滝等は、鎌倉時代中期から南北朝時代にわたるので、中千手院という。その後、室町時代になると、同じ奈良の手掻派に押され、単に千手院と切るものの他は永正(1504)頃の守久、盛久などがいるだけである。これらは末千手院と称する。末千手院派も、千手院が永禄十年(1567)、松永久秀の兵火によって消失したため自然消滅した。遺作は稀である。

拵:太刀拵え
鍔:真鍮地太刀鍔に植物を彫る。
縁頭:その他金具:真鍮地に植物を彫る。
鞘:青貝散らし鞘
目貫:龍の図を高彫りし金で色絵をほどこす。

葵美術より一言:本作は刃中の働きが横溢であり地金も変化があって面白い作品です。  
飽きのこない上品な作品ですのでお勧めしたい刀です。
綺麗な地金に映りが表れ品格の良さを感じさせる出来の良い作品です。
700年近く経過した凛とした作品を見る時当時の状態を想像して見るのは楽しい事です。

特別保存刀剣
葵美術評価鑑定:全身押し形

価格: 1,750,000円(消費税、送料共)

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