刀:無銘(伝 越州光行)(保存刀剣)

ご注文番号:AS22545
刀:白鞘入り、拵え付き(保存刀剣)

銘:無銘(伝 越州光行)

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は無銘(伝越州光行)としては上作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:赤銅と金色絵二重はばき
刃長:63.5センチ
反り:1.4センチ
目釘穴:4個
元幅:2.54センチ
先幅:1.8センチ
重ね:0.53センチ
刀身重量: 460グラム
時代:南北朝時代 嘉慶 1387年
体配:大摺上無銘で表裏に棒樋と添樋を彫り
身幅やや細く反りが深く付き切先が伸びる体配の良い姿
地鉄:小板目肌に杢目肌が混じり地錵が良く付き、地景が良く働く。
刃紋:小錵出来、直刃調に小互の目乱れが働き
小足が入り刃に沿って細かな砂流し金筋が働く、帽子乱れ込む。

特徴: 越州光行は来国行の門人で国長の子と伝えられている。 越前の刀工で南北朝時代末期に活躍する。越前来と呼ばれた一派で越前に於いて当地の刀工との交わりで独特な風情を制作する様になったと考えられます。刃中の砂流し、金筋は激しく穏やかな中に刃中の働きが横溢であります。刃境に金筋状のほつれが良く働く。京の来派の流れを汲む刀工が越前に移住している。元来、それらの刀工は山城伝で作刀していたが、南北朝時代に隆盛した相州伝の影響を強く受けたものであろ う、中にはこのように相州色を強くした作も遺している。磨り上げられて銘はないが、光行と極められている。磨り上げによって反りの少ない姿。身幅は南北朝 時代の特徴で元先は広いのだが鋒は尋常。地鉄は良く詰んだ小板目肌と大板目の混成。小板目肌は本流来派の特質で、これに大肌が現れたもの。微細な地沸で覆 われて明るい。刃文は湾れに互の目が交じり、互の目の所々が角のように尖っており、相州伝の要素を秘めている。だが、互の目の多くは不定形に乱れており、 湾れに加わって深い互の目の構成も相州伝の特徴。刃境が沸でほつれ掛かり、地中には湯走りが広がり、刃中へも沸足、砂流し、沸筋が肌目に沿って流れるように入る。相州本流物でなくても、このように激しく、働きの濃密に現れた作があるのだ。越前千代鶴は来国安門の千代鶴国安を祖とする、その為に越前来とも称す。南北朝時代の貞治元年(1362)に「越州住藤原国行」の銘を刻む。千代鶴国行、また嘉慶2年(1388)に「越州敦賀光行」を刻む刀工が現れました。両者は親子と考えられています。

拵:
鍔:鉄鍔に合戦図を透し彫りし、金で色絵をほどこす。
縁頭:能面と道具を高彫りし金、銀、素銅で色絵をほどこす。
鞘:黒呂色鞘。
目貫:枝にとまる鳥の図を高彫りし金で色絵をほどこす。

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形

オークション開始価格:275,000円(消費税、送料共)

落札者あり




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