刀:法華三郎信房(初代)/春季競馬優勝授與福島市長

ご注文番号:AS09337

刀:白鞘入り(保存刀剣)

銘:法華三郎信房(初代)
春季競馬優勝授與福島市長          
                   
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は法華三郎信房(初代)としては上作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:素銅地に家紋を入れる
刃長:66.8センチ
反り:1.3センチ
目釘穴:2個
元幅:3.21センチ
先幅:2.36センチ
重ね:0.58センチ
時代:戦時中 昭和
体配:ミ幅が広く重ね厚くがっしりとした作品で
反りが深く付き切先が延びた体配の良い作品
地鉄:小板目肌よく練れて地錵が付き柾目が混じり肌目が良く見て取れる
刃紋:錵出来逆さ丁字乱れとなり足良く入る明るく冴えた刃紋
帽子:のたれて丸く返り刃中、小足が入る

特徴:法華三郎信房(七代)は本名を高橋昇平、了雲と称した宮城県の刀匠。
青江風の逆丁字を焼き、刃中に金筋が良く働き出来の優れる作が多い。
陸軍受命刀匠として戦時中も玉鋼を使用した伝統的な作刀を続け、
五名の門人があったという。新作日本刀展文部大臣賞受賞。
昭和十七年 現代刀匠人気番附 大関 聖代刀匠列表 
貴品の上位 戦前から評価の高い刀匠であった事がうかがえる。

葵美術より一言:本作は初代法華三郎信房によるもので、青江風の逆丁字を焼き、
刃中に金筋が良く働き評価のあった刀工。終戦となってほぼ刀鍛冶を八代信房に譲る。
その後八代信房は柾目の作品を主体として作刀を行う。
現在活躍中の信房は高橋氏で柾目肌を専門に作刀をし無鑑査として活躍され、
宮城県重要無形文化財に指定されるなど、一門は大変高く評価されている。
本作は法華三郎信房の典型作で生刃を残し身幅が広く重ねの厚い
切先の長い体配の良い作品です中程の刃中に2ミリほどの鍛え
割れがありますが目立たず鑑賞には問題がありません。
又当時福島市長から春季競馬記念としてこの刀が優勝者に与えられた
と記載されており珍しい作品と言えます。

法華三郎より一言:私は初代の法華三郎信房(了雲)本名は高橋昇平ともうします。
私の師匠は一竜斎貞俊ともうします。特に備前伝で有名であった刀工です。 
私は昭和33年5月(1958年)に74歳で亡くなりました。
5月1日に富士重工のスバルが発売された年です。  
私の得意は逆足丁字乱れを得意として入選3回を獲得しております。 
その後私の息子であり二代は作品を柾目鍛えを行い成功を治め
代々現在に至迄(9代目)まで柾目出来に終始しております。  
この作品は福島市長よりの依頼で制作致しました。 
長めにまた身幅を広く反りがあって切先を長くして欲しいと依頼され
特別注文として制作したのを良く覚えております。
春季競馬優者に多くの見学者がいる中で手渡された時は
胸が一杯となったのを覚えております。
戦時中である事もあり数多くの日本刀を制作しておりました。
が特にこの作品は特別な注文である為に緊張しながら制作に励んだものです。
どうか将来にわたり大切に保存していって頂ければ幸いです。

時代背景:戦時中

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形

オークション開始価格: 450,000円(消費税、送料共)

落札者あり



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