刀:水心子正秀/天明八年二月日

注文番号:17638

刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)

銘:水心子正秀   
天明八年二月日              
                 
鞘書:田野辺先生
水心子正秀  五字銘及花押並び天明八年紀有之 同工の初期作つまり復古造法論を
提唱する以前は助広や真改など大阪新刀に倣し者が見らる
本刀は細緻なる肌合いに大互の目乱れを焼きで紀宜敷く彼の作刀に於ける初期の
作域を明示する作也 長二尺三寸五分出来有す。

新々刀:最上作:武蔵
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 水心子正秀  としては上々作にランクされる作品です。
上研磨済み
はばき:金着一重
刃長:2尺3寸6分(71.52センチ)
反り:4分5厘(1.36センチ)
目釘穴:1個
元幅:3.14センチ
先幅:2.3センチ
重ね:0.8センチ
時代:江戸時代末期
体配:身幅広く重ね厚くがっしりとした作品で、反り適度に付き切先が延びる
地鉄:小板目肌実に良く詰んで〕地錵が付き綺麗な澄んだ地鉄となる。
刃紋:刃区より小錵出来直刃となり、
その先匂口の深い互の目乱れとなり更に濤乱刃となり
刃中、金筋が働き帽子、匂口深く丸く返る。

特徴:本作は初代水心子正秀による刀。正秀は羽前で寛延三年(1750)に生まれ、
明和年間に山形城下に出て、当初四代国包の門人となったと言われる。
その後江戸に出て二十二歳にて武州八王子の宮川清蔵吉英の弟子になる。
浜町の秋元家中屋敷に住み、造刀の研究に励み弟子の教育も行った。
作域は当初華やかな濤乱刃を好んで焼いたが、濤乱刃は折れやすいという欠点があった為、
自ら復古刀を目指し切味を重視してやや地味な作品を作る様になった。
新々刀の開祖といわれる名工で、ある大名から南蛮鉄を提供され、
卸し鉄の技法を研究し作刀を行ったといわれ、本作もその一例であろうと思われる。
文政八年(1825年)に七十六歳で没した。

拵:
鍔:円形の鉄鍔に菊の花を透かし葉えお高彫りする。銘:長州河治(正真)
縁頭:赤銅魚魚子地に武者と松の木を高彫りし金の色絵をほどこす。
鞘:黒呂色鞘
目貫:赤銅地で武具と思われる図柄を高彫りし金の色絵をほどこす。

葵美術より一言:田野辺賛成が鞘書をされておられる様に
水心子正秀は初期作は大阪新刀の助広や真改に
私淑して匂口の深い互の目乱れ、濤乱刃の制作に専念していた。   
しかしながらこの華やかな
濤乱刃や太直刃は折れ易いと彼は考え、
以来復古刀に考えを変えて地味な直刃に小乱れ刃
や小互の目乱れの作品を制作する様になった。  

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形

価格: 3,200,000円(消費税、送料共)

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