刀:横山加賀介藤原朝臣祐永

ご注文番号:20072
刀:白鞘入り、拵え付き(保存刀剣鑑)(委託品)

銘:横山加賀介藤原朝臣祐永
弘化三年八月日 
(菊紋)一備陽長船士

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 横山加賀介藤原朝臣祐永としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着せ一重
刃長:69.5センチ
反り:2.4センチ
目釘穴:1 個
元幅:3.0センチ
先幅:2.1センチ
重ね:0.7センチ
刀身重量:640 グラム
時代:江戸時代末期弘化頃
体配:身幅、重ね尋常で反りが深く付き、切先が伸びた体配の良い姿。
地鉄:小板目はだ良く詰んで地錵が良く付きが付き無地肌となる
鎬地:棒樋を彫る、
刃紋:刃区より匂出来風に横山一派と食いの丁字乱れを焼き
その先直刃で切先がまで焼く。
        
特徴:横山加賀介藤原朝臣祐永は祐平の次男であったが父の跡を継ぐ。
数多くの刀工を指導し養成した。
横山祐包、祐高、祐芳、祐利等が特に有名である。
富士見西行と云われる作品で刃区より直刃出来の富士山の麓を表しやがて雄大な
富士山を表しその先山の形態を描いて三保の松原に達し更に広がる海を描いた作品で
海を表した上部には空に浮かぶ雲を映りで表した考えられる。
江戸時代末期には多くの刀工が挑戦する。
本作は見事な富士見西行を焼き上げ、流石友成五十七代孫と称する
横山一派の総領としての貫禄ある刀工であります。 
刀身に彫られた樋は調和が良くとれて懸命に制作した当時が偲ばれます。 
無瑕、無欠点の見事な作品です。

拵:
鍔:楕円形の鉄鍔に広く耳立ち上げ植物の文様を軽く彫り
中には菊などの花を金で色絵を施す。
豪華な雰囲気を持った作品です。
縁頭:鐺:栗形:全て銀の一作拵で唐草模様を彫る。
鞘:青貝散らし
目貫:鎌槍にムカデが巻き付く珍しい図柄を高彫りし、金色絵をほどこす。

葵美術より一言:横山加賀介藤原朝臣祐永による
与三左衛門が得意とした刃紋を真似て制作した出来で、
丁字乱れは彼得意の丁字乱れとなり見事です。
なお拵えは青貝散らしに銀の一作であり
鍔も豪華な作品で目貫も洒落た作品で見事な拵えです。

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形

価格: 1,500,000円(消費税、送料共)

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