刀:横山加賀介藤原朝臣祐永君萬歳(特別保存刀剣)

ご注文番号:AS22276

刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)

銘:横山加賀介藤原朝臣祐永君萬歳
菊紋一備陽長船郷 友成五十六代孫

新新刀:上作:備前          
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は 横山加賀介藤原朝臣祐永としては 上々作 にランクされる作品です。
研磨済み
鎺:素銅地一重
刃長:70.3センチ
反り:2.5センチ
目釘穴:1個
元幅:2.98センチ
先幅:1.95センチ
重ね:0.71センチ
刀剣重量 675 グラム
時代:江戸時代末期 天保頃
体配:身幅、重ねしっかりとしており生刃が少し残る。
反り深く付き鋒がやや伸びる
地鉄:小板目肌積んで無地に近い精良な地鉄となる。
刃紋:刃区より匂い出来、直刃、その先互の目、独特の丁子乱れとなり足・葉盛んに掛かり華やかな丁子乱れ主体に崩れや破綻がなく見事に焼き上げる

特徴:祐平の次男。兄の祐盛が祐定家に養子となった時、父祐平の後を継ぎ自ら友成56代孫と名乗った。嘉永4年6月2日に亡くなる。享年57歳。

拵え:太刀拵え
鍔:赤銅魚魚子地に下がり藤紋を彫り金色絵
目貫:赤銅魚魚子地に下がり藤紋を彫り金色絵
縁頭:金具:赤銅魚魚子地に下がり藤紋を彫り金色絵
鞘:黒蝋色に下がり藤紋を金蒔絵

葵美術より一言:この時代に打たれた刀剣は”天保打ち”と呼ばれ、刀の製作が最も充実していました。固山宗次、長運済綱俊、直胤、そのほか色々な刀工が腕を振るった時代で、祐永も同様に、まず年代を見るだけで出来の良さがわかると言えます。見事な出来で感嘆させられます。丁子足が入り驚くほどの完成度です。 

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形 鶴田文佳

オークション開始価格:1,650,000円(消費税、送料共)

落札者あり





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