刀:大阪住月山貞勝謹作/皇紀二千六百年記念

ご注文番号:18568

刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)

銘:大阪住月山貞勝謹作
皇紀二千六百年記念
 
鞘書:銘 大阪住 月山貞勝 謹作 皇紀二千六百年 記念 長貳尺貳寸八分                

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は大阪住月山貞勝としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:銀一重月山はばき
刃長:69.2センチ
反り:2.0センチ
目釘穴:1個
元幅:3.0センチ
先幅:2.0センチ
重ね:0.65センチ
時代:昭和15年 
体配:身幅が広め重ね厚く反りやや深く
切先が延びた体配の良い作品
地鉄:柾目肌よく練れて地錵が付き
綺麗な保昌写しの地鉄となる。
刃紋:小錵出来小互の目乱れとなり
刃中。砂流、金筋が盛んに働き
帽子、全体に掃掛、金筋が働き火焔風となる。

特徴:月山貞勝(月山英太郎)は大正期から昭和初期にかけての日本刀匠を代表する名匠。
明治ニ年(1869)生まれ。初代月山貞一の息子。
父の名声が高く明治末年から大正初期、四十代迄の自身銘の作は少ないが、
父貞一の没後である大正十年代からは、多くの作品が
その技量を遺憾なく発揮した素晴らしい物である。
宮内省の皇室御用達の刀、伊勢神宮への奉納刀、多くの下賜刀を鍛え、
その作刀態度は厳しく真摯なものであったという。
清浄な場所で清浄な心で刀を鍛えるという信念から、昭和十年(1935)に
鍛練場を吉野山に移した。実子のニ代月山貞一、愛媛の高橋貞次の二人の
人間国宝をはじめ、多くの名工を育てた。
作風は逆がかった丁字乱れ、綾杉肌鍛などを得意とし、
相州伝、備前伝、大和伝、等全てこなす伎倆の高さは驚く程である。
特に綾杉肌と言われる月山肌は鎌倉時代からの伝統を受け継ぎ、
現代に至る迄継承されている。また彫物にも非凡な才能を発揮した。
昭和十八年(1943)十二月二十四日、七十四歳で没。

拵:
鍔:円形の鉄鍔に雲と稲妻を描いたと考えられ透かしを入れる。銘:越前住紀内
縁頭:赤銅地に花の図柄を高彫りし素銅地と金の色絵をほどこす。
鞘:黒呂色鞘。
目貫:花の図柄を高彫りし金の色絵をほどこす。

葵美術より一言:本作は珍しく当時の刀としては長寸で身幅が広く
重ね厚く反りの深い切先ののびた体配の良い作品である。
ばかりでなく柾目出来で刃紋は互の目乱れとなっている事です。 
月山貞勝の柾目出来は時折見かけますが少なく又直刃
出来の作品が圧倒的に多い。その中で本作は互の目乱れで
刃中の働きが横溢で砂流、金筋が盛んに働く見事な出来と言えます。  
月山貞勝の見事な作品をお勧め致します。なお拵えは華美ではありませんが
当時の拵えとしてはまずまずの作品です。はばきは月山家の銀製で
独特なオリジナルのハバキです。是非御薦めしたい作品です。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形

価格: 1,700,000円(消費税、送料共)

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