刀:大阪住月山貞一精鍛/明治二十九年夏

ご注文番号:AS17570

刀:拵え入り、白鞘の鞘付き(特別保存刀剣)

銘:大阪住月山貞一精鍛
明治二十九年夏 

新々刀:上々作:摂津
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は月山貞一としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金色絵一重はばき
刃長:78.8センチ
反り:1.6センチ
目釘穴:2個
元幅:2.23センチ
先幅:1.65センチ
重ね:センチ
時代:明治時代29年1896年
体配:身幅やや狭く重ね厚く表裏に棒樋を彫り
長寸で反り適度に付き切先やや延びごころ。
地鉄:小板目肌よく練れて地錵が付き
山城を思わせる精良な地金となる
刃紋:錵出来匂口の深い丁字乱れに
互の目乱れが働き刃中、砂流、金筋が働く
帽子乱れ込む。

特徴:初代月山貞一は摂津の刀匠。本名月山弥五郎。
天保七年(1836)二月、江州須越村に生まれ、七歳にて月山貞吉の養子になる。
十一歳頃から修行を始め、二十歳頃には綾杉肌を習得していたと言われる。
明治九年の廃刀令後も作刀ひとすじに進み、明治二十六年にはシカゴ万国博に
刀を出品して受賞し、翌年明治天皇より作品お買い上げとなる。
明治三十九年(1906)四月に帝室技芸員に任ぜられる。彫刻の名手としても有名。
大正七年(1918)七月十一日八十四歳で没した。
作刀は嘉永三年(1850)の十五歳から大正七年(1918)の没年までみられる。
地鉄は小板目が良く詰み、無地風になって地沸が付いたものが多く、
映りのあるものや柾目肌、綾杉肌などがある。彫物は最も得意とするところで
梵字、剣、護摩箸、旗鉾、草の倶利伽羅など簡素なものから不動明王、
梅龍、倶利伽羅龍、龍虎などの密彫にいたるまで画題も豊富である。貞勝の父としても知られる。

拵:
鍔:鉄鍔に龍の図を透し彫りし金で色絵
縁頭:赤銅魚子地に虎の図を高彫りし金で色絵をほどこす。
鞘:黒呂色鞘に朱
目貫:龍の図を高く彫りし金色絵。

葵美術より一言:初代月山貞一は新々刀の最後を飾る名人として
良く名の知られた刀工で厳しい廃刀令を乗り越えて
刀工としての能力を持ち続け帝室技芸員に任ぜられる。
作風はどのような作品にも秀でておりその多才な技量には驚かされる。 
本作は日露戦争が発生した時代の指揮刀と考えられます。   
当時の刀としては長寸で78.8cmあり
作も一文字を写して華やかな作品となっております。

時代背景:明治時代29年 1896年6月4日ヘンリーフォードが
初の4輪自動車の試作に成功する。

特別保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形
    
オークション開始価格: 1,850,000円(消費税、送料共)

落札者あり



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