ご注文番号:22207
刀:白鞘入り(特別保存刀剣)
銘:出羽大掾藤原国路(初代)
新刀:上々作:業物:山城
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は出羽大掾藤原国路としては 上々作にランクされる作品です。
研磨: 最上研磨
鎺:金着二重
刃長:2尺1寸(63.6センチ)
反り:3分(0.91センチ)
目釘穴:1個
元幅:3.17センチ
先幅:2.21センチ
重ね:0.69センチ
刀剣重量:635グラム
時代:江戸時代寛永の頃 1624年頃
体配:身幅が広く重ね厚く反りやや浅く切先がのびた寛永頃の体配をした作品
地鉄:板目肌よく練れて地景が入る
刃紋:沸出来互の目乱れ、尖互の目が混じり地沸が付き刃中、砂流が入り明るく冴えて金筋が働く
帽子、のたれて丸く返る三作帽子。
特徴:出羽大掾藤原国路が国広の門下。
慶安5年の作品に七十七歳の添銘がある。
作品は国広や正俊風の作品が多い
葵美術より一言:研磨も最近かなり上手な研磨師の手を経て行われ、地刃がよく引き出されております。
また刀には疵や欠点がない素晴らしい作品であると考えます。
茎の状態が良く銘がはっきりとした作品で将来の値上がりが楽しみな作品と申せます。
是非お勧めしたい作品です。
葵美術鑑定書
特別保存刀剣
全身押し形 鶴田文佳