刀:出羽国大慶庄司直胤(花押)/文化十年仲春

ご注文番号:19503

刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)

銘:出羽国大慶庄司直胤(花押)
文化十年仲春 

新々刀:最上作:武蔵
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は出羽国大慶庄司直胤花押としては上々作にランクされる作品です。
最上研磨済み
ハバキ:金着二重  
刃長:66.0センチ
反り:1.40センチ
目釘穴:1個
元幅3.24 センチ
先幅:2.49 センチ
重ね:0.74 センチ
刀身重量:795グラム(1813)
時代:江戸時代文化の頃
体配:身幅が広く、重ねやや厚く、反り適度に付き、
ハバキ元と先幅がそれ程違わず、大切先となる。
地鉄:板目肌よく練れて、地錵が付き渦巻き状の地景が目立ち、
地鉄が良く見て取れる。
刃紋:錵出来互の目乱れ、匂口が深く付き
足太く入り刃中、砂流、金筋が働く。
帽子:匂口深く丸く返り先掃掛となる。

特徴:直胤は安政七年(1778)頃羽前山形に生まれ、荘司蓑兵衛と称し
水心子正秀の門に入り、後に正秀と共に秋元侯に仕えた。
文政四年(1821)頃筑前大掾を受領し、(1848)に美濃介に転じた。
作風は多彩で、文化初期頃は師同様な大濤瀾乱れの作、
天保頃には大和伝、更に相州伝、美濃伝、山城伝の直刃を巧みにこなしている。
壮年期には備前景光・兼光の作風に似た逆がかった互の目丁字を多く焼き、
師である水心子正秀の唱えた実用論に沿った復古刀を目指したものと思われる。
各地で作品を残し幕末の最上作に評価されている。
特に天保時代に作刀された直胤の作品は「天保打」と呼ばれ、
同工の最も優れた作品が作られている。
天保五年(1834)に作られた相州伝の作には重要美術品に指定されているものがある。

拵:
鍔:変わり形の鉄鍔に銀象嵌で模様を入れる。
縁頭:赤銅地に菊とつる草を金銀色絵を施す。
鞘:黒呂色鞘に青貝散らしを刻み模様に入れる。
目貫:赤銅地に菊を高彫し金で色絵を施す。

葵美術より一言:直胤は相伝備前の作に秀でており
作の精密さや完成された技量は、新々刀で最も高く評価される清麿にひけをとりません。
器用な刀工で備前伝相州伝又は本作の如く相伝備前とこなしております。  
本作は良く研磨された最上級の地金と匂口の深い互の目乱れに足が太く柔らかく働く
完成度の高い見事な作品です。是非御薦めしたい作品です。

特別保存刀剣鑑定書  
葵美術評価鑑定書:全身押し形

価格: 2,500,000円(消費税、送料共)

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