刀:備州長船祐定

ご注文番号:20146
刀:白鞘入り(保存刀剣)(委託品)

銘: 備州長船祐定
永禄五年八月日

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は上々作としてはにランクされる作品です。
研磨済み
はばき:金着せ二重
刃長:68.0 センチ
反り:2.2 センチ
目釘穴:1 個
元幅:3.1センチ
先幅:2.0センチ
重ね:0.9センチ
刀身重量: 770グラム
時代:室町時代末期永禄 1563年
体配:身幅、重ねしっかりと反りが深く付き、切先が伸びる体配の良い作品です。
地鉄:小板目肌に小杢目肌が混じり、良く詰んで地錵が良く付き映りが鮮明に現れる。
刃紋:錵出来直刃に小互の目乱れに小足が良く働き
帽子先尖りご頃に返る。

特徴:室町時代は播磨、美作、備前三国の守護大名赤松氏の庇護の元、
備前鍛冶繁栄の時代で多くの刀工を輩出した。
この時代は全国的に相次いだ戦乱により刀剣の需要は増大し、
加えて国内のみならず対明貿易の商品としても多数の刀剣が作刀された。
備前の長船派は光忠(建長 1249頃)を事実上の祖とする一派で、
祐定一家は室町時代末期に最も繁栄した。わけても祐定は長船鍛治の代名詞ともいえる。
備前長船鍛冶は天正の大洪水によって殆どが壊滅し、
その後は弟子筋の吉井住祐定が長船に進出して横山姓を名乗り、再興に努めたとされる。
本作は長船鍛冶の最末期の栄光を現代に伝えると共に、その当時が偲ばれる作である。
幾星霜を経た古刀ならではの良さがにじむ。

葵美術より一言:備州長船祐定は数打ちものとして評価がなされている傾向がありますが
本作は地金が良く時代が永正期の地金の良さを保っております。
多少鎬地に荒れた部分はありますがそれほど苦にはならず、
地金の美しさと末古刀としての刃紋の華やかさに堪能されます。  
本作は初茎で目釘穴1ッ個で当時の体配を今にのこす作品です。
460年を経た出来の良い作品です。是非お薦めしたい作品です。
              
保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形

価格: 600,000円

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