刀:備州長船住横山祐包/明治ニニ年二月日友成五十八代孫

ご注文番号:19312

刀:白鞘入り、拵え付き(特別保存刀剣)

銘:備州長船住横山祐包           
明治ニニ年二月日友成五十八代孫        

新々刀:中上作:備前
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は備州長船住横山祐包としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
ハバキ:銀二重(目立ちませんが凹みがあります)
刃長:65.3センチ
反り:1.7センチ
目釘穴:1個
元幅:2.88センチ
先幅:1.94センチ
重ね:0.65センチ
刀身重量:640グラム
時代:明治4年(1871)
体配:身幅、重ね尋常な反りが深く切先が延びた体配の良い姿をした刀
表に素剣と独鈷を裏には護摩箸と二筋の線をいれた末備前を思わせる体配の良さとなる。
地鉄:小板目肌よく詰んで地錵が付き綺麗な澄んだ地金となる。
刃紋:刃区より直刃、その先丁字乱れとなり横山祐包独特の丁字刃を焼き上げる。

特徴:初代祐永の兄の祐盛が祐定家の養子になった為祐永は父の跡を継ぐ
更に横山祐包は横山祐盛の養子となり祐永より鍛刀技術を学ぶ。
初代:横山加賀介祐永は友成五十六代孫と裏に銘を切り横山祐包は友成五十八代孫と切る。
刃紋は祐永独特の匂出来丁字乱れを焼き弟子の祐包も同様な刃紋を終生制作する。 
この独特の丁字乱れは長運歳綱俊が時代から見て早く行っているので
その後この丁字乱れを横山一派の看板として制作し盤石な物として取り入れていったと考えられます。
匂出来丁字乱れは独特の刃紋で多くの愛刀家に好まれた作品です。
最近横山一派の丁字乱れの作品は市場に少なく是非お求めください。
横山祐包の傑作でしっかりとした健全な脇差しで無瑕無欠点であります。

拵:
鍔:円形の鉄鍔に文様を透かし彫りをほどこす。赤坂
縁頭:赤銅魚魚子地に人物を高彫りし金の色絵をほどこす。
鞘:朱と黒の石目地鞘。
目貫:獅子の図柄を高彫りし金の色絵をほどこす。
鐺:四分一地

葵美術より一言:横山祐包の師匠である横山祐永は恐らく浜部眠龍子寿実、
浜部寿格等が盛んに制作した菊花丁字乱れや、技巧的な富士見西行などの
作品に触発されて、横山一派独特な丁字乱れを制作する様になったと考えられます。  
又長運斎綱俊も時折この様な横山丁字乱れを製作しておりますが
横山一派の出来の良い作品には技量が劣ります。
数多くの門弟を育成したが、明治の廃刀令によって
刀剣制作を断念せざるを得なくなったと考えられます。  
出来の素晴らしい破綻のない作品です。
応永備前を思わせる見事な彫りは横山祐包にはあまりないので
珍しく又出来が大変優れております。
又明治4年となり初代祐包の最末期の作品と考えられます
又拵えも魅力のある欠点のないよく出来た作品です。

時代背景:この短刀が制作された時代:
明治3年8月24日日本は普仏戦争に対して中立を宣言 (常備艦隊)
(フランスとプロイセン(ドイツ帝国)と戦いプロイセンの勝利となった戦争)

特別保存刀剣鑑定書  
葵美術評価鑑定書:全身押し形

価格: 800,000円(消費税、送料共)

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