刀:伯耆守朝臣正幸 寛政二年戌二月

ご注文番号:18509

刀:白鞘入り(特別保存刀剣)
銘:伯耆守朝臣正幸 寛政二年戌二月

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は伯耆守朝臣正幸としては上々作にランクされる作品です。

研磨済み
ハバキ:金着二重
刃長:70.6センチ
反り:1.8センチ
目釘穴1:個
元幅:3.28センチ
先幅:2.59センチ
重ね:0.6センチ
時代:江戸時代寛政頃
体配:身幅が広く重ね厚く反りが深く付き表裏に棒樋を彫り大切先の豪快なすがたをした作品。
地鉄:小板目肌実の良く練れて地錵が付き黒味のする精良な地金となる。
刃紋:錵出来匂口の深い互の目乱れに尖り互の目乱れとなり
刃中、砂流、金筋が働き帽子。匂口の深いのたれ互の目乱れとなり金筋、芋蔓をともない切先丸く返る

特徴:伯耆守朝臣正幸は正近の門人で姓は伊地知初銘は正良(3代目)宝暦頃から作品があり
寛政元年伯耆守を受領と共に正幸と銘を変える、作品は文化14年に及び文政2年87歳迄生存する。
志津風相州伝の作風が多く、刃中には「芋蔓」と呼ばれる独特の線があらわれる。
文政二年(1819)に当時としても高齢の八十七歳で没する迄作刀を続けた。
刀剣鍛練の著書をしるし、刀工達を教育したことでは、江戸の水心子正秀と共に並び称される。

葵美術より一言:新々刀伯耆守朝臣正幸は元平と共に薩摩刀の両翼と云われ
数多くに名品を制作する。共に87歳と83歳迄生き抜き天寿を全うした。
作風も同様で荒錵の付いた荒々しい作品が多く志津風の作品が多く多くの愛刀家の好まれる作品と言えます。
本作は体配が良く茎に刻まれた銘から棒樋は生である事がわかり珍しい銘の切り方と言えます。
地金の長い地景や地錵の厚さ、黒味のある地金は薩摩刀の特徴であり
又匂口の深い互の目乱れに尖り互の目乱れは薩摩に元平正幸の特徴を遺憾なく発揮しております。
本作は激しく地景が働き刃中には砂流、金筋、湯走が入り薩摩刀の神髄を良く表しております。
又元幅が広く重ね厚く先重ねも同様に広く大切先の豪壮な作品です。
是非御薦めしたい作品です。

特別保存刀剣鑑定書  
葵美術評価鑑定書:全身押し形

価格:1,450,000円(消費税、送料共)

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