刀:靖徳 昭和十四年九月吉日

ご注文番号: 18387

刀:白鞘入り、拵え付き(保存刀剣)
銘: 靖徳 昭和十四年九月吉日

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は 靖徳 としては上上作にランクされる作品です。

研磨済み
はばき:素銅地一重
刃長:66.6センチ
反り:2.0センチ
目釘穴:1個
元幅:2.95センチ
先幅:2.01センチ
重ね:0.68センチ
時代:昭和14年
体配:生刃を残し身幅、重ねしっかりとした作品で
反りが深く付き切先やや延びた体配の良い作品です。
地鉄:地錵が付き地景が入って精良な地鉄となる。
刃紋:匂出来に近く足良く働き足が盛んの働き刃縁が柔らかく働く。
帽子:丸く返る

特徴:和八年七月、荒木貞夫陸軍大臣は有事に際した軍刀整備の為に刀工集団(財)日本刀鍛練会を東京九段の靖国神社境内に組織した。
そして第二次世界対戦集結迄の十二年間に8100口に及ぶ日本刀と、その材料となる玉鋼50数トンを生産した。
この刀工集団により造刀された日本刀を「靖国刀」といい、それに従事した刀匠達を「靖国刀匠」と言う。(トム岸田「靖國刀匠」より)
靖国刀匠はこれまでの日本の歴史の中で、戦闘を目的として刀を作り続けた最後の刀工集団となった。
本作はおそらく来国俊、国行あたりを狙って作刀したものと思われる地鉄の良さと、刃の中の微細な働きが見所の優れる刀となった。

拵:海軍軍刀拵え 状態の良い海軍軍刀拵え。鮫皮であるところからから上級の軍人であると考えられます。
鞘:鮫皮

葵美術より一言:靖徳は昭和八年(1933)に日本刀鍛練会に入会した靖国刀匠である。広島県出身で本名を梶山徳太郎という。
備前友成五十八代孫横山祐義及び氏正と銘を切った父友平の門。
靖徳も入会前は氏正と銘を切っていたが、入会と同時に刀匠銘靖徳を授名。
指導刀匠として活躍すると共に数々の奉納刀を含む約1,250口の刀を作刀した。
日本刀鍛練会の指導者は鎌倉時代の長光・景光の直丁字刃を作風の目標にしていたという。
昭和十五年(1940)に退会帰郷。戦況の厳しい昭和十八年(1943)からは正宗と銘を切った。昭和三十二年(1957)没。
なお没年を昭和二十九年とする資料も有る。
「靖国刀 伝統と美の極致」(トム岸田著 雄山閣出版株式会社発行)81Pに、
本作と良く似た靖徳の昭和十一年の作例が、研磨師三品謙次氏により写真と共に紹介されている。

時代背景:太平洋戦争中に特に数多くの刀を制作した。

葵美術正真鑑定書
全身押し形

価格: 700,000円(消費税、送料共)
商談中 HOLD


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