刀:薩摩官工秩父末葉伊地知正良(三代)

ご注文番号:19322

刀:白鞘入り、拵え付き(保存刀剣)(委託品)

銘:薩摩官工秩父末葉伊地知正良(三代)
天明六年二月

新々刀:上々作:薩摩
当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております
本作の出来は薩摩官工秩父末葉伊地知正良としては上々作にランクされる作品です。
研磨済み
刃長:2尺3寸5分2厘(71.3センチ)
反り:5分強(1.515センチ)
目釘穴:1個
元幅:2.84センチ
先幅:2.08センチ
重ね:0.55センチ
時代:江戸時代末期 1789年
体配:身幅、重ね尋常な刀で反り適度に付き
切先が延びた体配の良い作品です。
地鉄:小板目肌よく練れて地錵が付き地景が良く働き
正良としてかなり激しく地景が見て取れる。
鎬地:小板目肌詰んで無地に近い。
ハバキ元に近い鎬地に目立たない2箇所の埋金があります。
またハバキ元より約15センチのところに極小さな刃こぼれがあります。
刃紋:錵出来互の目乱れ、匂口深く錵幅広く足太く入り
刃中、砂流、金筋が〕盛んに働く
帽子、錵幅広く先尖りごころ火焔風になり返る。

特徴:正良は正近の門人で初銘を正良と称し3代目と継承する。
寛政元年に伯耆守を受領し正幸と改める。 作品は文化14年に及び87歳で亡くなる。
本作の銘は薩摩官工秩父末葉伊地知正良と長銘で切り大変貴重な作品といえます。
惜しむらくは茎の状態が悪い。薩摩刀の茎が荒れているのは良く見かけますが
一説によると戦闘時柄から刀が抜けない様に水を入れたと言う方がおられますが
果たして正論かどうかは不明ですが、薩摩の刀は他国の刀と比較して多いのは事実です。
本作は銘は全て解読出来ます。大変珍しい銘であり、更に相州伝の激しい傑作といって良い作品です。
登録証は鹿児島県となっており、長く制作された場所で保存されていたと考えられ感慨一入です。

拵:出来の良い拵えです。
鍔:円形の鉄鍔に龍の図を透し彫りする。耳は金で覆輪。
縁:赤銅魚魚子地に獅子の図柄を高彫りし金の色絵をほどこす。
頭: 角に家紋を金で描く
鞘:黒刻み鞘に龍の図型を茶色で描く
目貫:馬の図柄を高彫りし金の色絵をほどこす。
鐺:赤銅地に矢が旗に当たる図柄? 那須 与一の図柄?

葵美術より一言:本作は有名な3代正良の傑作です。
多少小瑕(鎬地に小さな埋金)がありますが目立たず
地金の良さと刃紋の出来の良さを充分堪能出来る作品です。

この刀が制作された時代背景:天明6年3月に田沼意次が
江戸城内で佐野政言に殺され天明6年8月に失脚する。

保存刀剣鑑定書
葵美術評価鑑定書:全身押し形

価格: 800,000円(消費税、送料共)

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