刀:無銘(末左)(第43回重要刀剣)

ご注文番号:16427

刀:白鞘入り(第43回重要刀剣)
銘:無銘(末左)
鞘書: 薫山博士 伝左弘安

当社では刀工の出来によって最上作、上々作、上作、普通作を記載しております。
本作の出来は無銘(末左)としては最上作にランクされる作品です。

上々研磨済み
はばき金着二重
刃長:2尺3寸5分(71.2センチ)
反り:5分 (1.52センチ)
目釘穴:2個
元幅:3.2センチ
先幅:2.5センチ
重ね:0.85センチ
時代:南北朝時代
体配:身幅、重ねしっかりとした作品で反り適度に付き大切先の体配となり表裏に棒樋を掻き通す。
地鉄:板目肌良く練れて地錵が付き地景が働く。地には淡い映りが現れる。
刃紋:小のたれに小互の目乱れを交え錵付き金筋、砂流がかかり帽子は先が尖り盛んに掃掛て火焔風となる。

特徴:南北朝時代初期筑前国には左文字が出現してそれ迄には見ない地刃の冴えた相州伝の作風を大成し同時にこの一門の刀工達も師風を受け継ぎ大いに栄えた。
彼等弟子達は安吉、行弘、国弘、吉貞、弘行、弘安、貞吉などがおり彼等を総称して末左と呼んでいる。その作風は左文字に倣い。
のたれに互の目乱れの混じった焼刃を主調として帽子は突き上げ先の尖った作品が多い。
本作は地鉄は板目に流れ肌を交え地錵が付き刃紋は小のたれに小互の目乱れを交え錵付き、金筋、砂流がかかり帽子は先が尖り盛んに掃掛て火焔風となるなど末左の典型的な作風を明示している。
身幅の広い豪壮な体配も好ましく加えて刃中の金筋、砂流が細かに働いて出来が極めて良い。

葵美術より:本作は身幅が広く重ね厚く大切先の堂々とした作品でいかにも南北朝時代の姿をした作品です。
一見すると大志津を思わせる相州伝の妙味を遺憾なく発揮しております。
切先近辺に多少の小瑕が見えますが、時代のながれでやむを得ず。
まずはこの迫力のある作品をお薦めしたい出来の優れた一振りです。

第43回重要刀剣
葵美術評価鑑定書:全身押し形

価格:2,500,000円(消費税、送料共)

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